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沼(ぬま、英語: marsh)とは、湿地の一種で、池や湖との区別は明確でないが、一般に水深5メートル 以内の水域であり、イネ科やシダ、ヨシ、ガマ、スゲ、ハスなどの草に占められ、透明度が低く、規模があまり大きくないものを指す。湖沼学上では、水深が浅く水底中央部にも沈水植物(水草)の生育する水域と定義される。池とあわせて池沼(ちしょう)、湖とあわせて湖沼(こしょう)と呼ぶことがある。
湿っぽく泥の深い地の事を沼地と呼ぶ。沼地の植物は草より木の方が多い。
沼の水が塩水の場合、その沼は塩沼()と呼ばれる。河口部において満潮になると水に浸かり、干潮では土がむき出しになる場所は塩沼湿地と呼ばれ、独自の植物が見られる。
沼には野生生物が生息し、しばしば多種多様な動物の繁殖地となる。
関連項目[編集]