渡部恒雄
渡部 恒雄(わたなべ つねお、1963年〈昭和38年〉11月13日 - )は、日本の政治学者、歯科医師、笹川平和財団特任研究員を経て上席研究員(元東京財団上席研究員)[1][2]。戦略国際問題研究所非常勤研究員、沖縄平和協力センター上席研究員。父親は元衆議院議員の渡部恒三。
経歴
[編集]1963年(昭和38年)11月13日、政治家渡部恒三の長男として生まれる。
1982年(昭和57年)福島県立会津高等学校を卒業(高34回)[3]、1988年(昭和63年)東北大学歯学部を卒業。歯科医師となるが、社会科学を学ぶため米国留学。1995年(平成7年)ニュースクール・フォー・ソーシャルリサーチ政治学修士課程を修了する。その後、戦略国際問題研究所に入所し、客員研究員、研究員などを務めた。1997年(平成9年)11月に読売論壇新人賞佳作入選。2003年(平成15年)3月には戦略国際問題研究所上級研究員に就任した。
2005年(平成17年)日本に帰国。三井物産戦略研究所主任研究員などを務め、東京財団上席研究員、政策研究部ディレクター(外交・安全保障担当)に就任したほか、戦略国際問題研究所非常勤研究員、沖縄平和協力センター上席研究員を兼任している。渡邉恒雄と同音異字であることを指摘されることが多い。
テレビ朝日のサンデープロジェクトや朝まで生テレビ!などを皮切りに、NHK、TBS、フジテレビなどに生またはビデオ・コメンテーターとして出演している。
著作
[編集]単行本
- 五百旗頭薫ほか(編)『戦後日本の歴史認識』東京:東京大学出版会, 2017.(第5章および第6章 分担執筆)ISBN 978-4-13-023072-8
- 久保文明ほか(編)『オバマ政治を採点する』東京:日本評論社, 2010.(第2部 外交・安全保障政策の評価【対欧・対露外交】分担執筆)ISBN 978-4-535-58580-5
- 児玉昌己, 伊佐淳(編)『グローバル時代のアジアの国際協力 : 過去・現在・未来』東京:芦書房, 2020.(第5章 分担執筆)ISBN 9784755613074
論文
親族
[編集]脚注
[編集]- ^ 「研究員紹介」 笹川平和財団公式サイト。
- ^ 2016年アメリカ大統領選挙UPDATE 東京財団公式サイト。
- ^ 在京会津高校同窓会第29回文化講演会