源 定有(みなもと の さだあり、生没年不詳)は、平安時代前期の貴族。文徳天皇の皇子。官位は正四位下・大蔵卿。
一世源氏の蔭位により无位から従四位上に直叙された後、陽成朝から光孝朝にかけて大蔵卿を務め、光孝朝の仁和2年(886年)正四位下に至る。光孝朝末には信濃権守も兼帯した。
『日本三代実録』による。
『尊卑分脈』による。