煙が目にしみる (テレビドラマ)
『煙が目にしみる』(けむりがめにしみる)は、日本放送協会(NHK)が1981年6月29日から7月24日に『銀河テレビ小説』で放送したテレビドラマ。全20回。
内容
[編集]新進棋士奨励会に属したまま30歳になってしまった見習い棋士の根本信吾三段と、フラメンコのフロアダンサー宮坂千草との恋の行方を描いた物語[1]。弟弟子に先にプロ棋士になられた上、恋人と破局した根本は、対局で連敗を続けあてのない旅に出るが…
主人公・根本信吾は棋士の鈴木英春をモデルにしたといわれている[2]。
このドラマは日本将棋連盟所属棋士が数名、カメオ出演している。またオープニングに映る詰め将棋の指し手は棋士:青野照市である。
出演者
[編集]カメオ出演
[編集]- 大内延介(第三話:主人公の師匠の娘と、垣見五段(主人公の弟弟子)との結婚式の仲人役として夫婦で出演)
- 大内正恵(大内延介夫人)
- 花村元司(第五話:公式戦対局者として花村、石田が対局する)
- 石田和雄
- 大山康晴(十五世名人)(第十一話:将棋会館の玄関前で主人公とすれ違う)
- 青野照市(第十二話:内堀八段の対局相手として)
スタッフ
[編集]脚注
[編集]- ^ 「テレビ・ネットワーク/『イエスの方舟』『虹色の森』ほか」『映画情報』第46巻第8号、国際情報社、1981年8月1日、68 - 69頁、NDLJP:2343769/68。
- ^ 将棋連盟広報担当者だった田丸昇による。http://tamarunoboru.cocolog-nifty.com/blog/2011/02/post-13c6.html 主人公のモデルは鈴木の他に武市三郎もいたという説もあるがネット上の噂の域を出ない。