熱き鼓動の果て
「熱き鼓動の果て」 | ||||
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B'z の シングル | ||||
初出アルバム『GREEN』 | ||||
B面 | 夜よ明けないで 挑めよ儚いこの時に | |||
リリース | ||||
規格 | マキシシングル | |||
ジャンル | ||||
時間 | ||||
レーベル | VERMILLION RECORDS | |||
作詞 | 稲葉浩志 | |||
作曲 | 松本孝弘 | |||
プロデュース | 松本孝弘 | |||
ゴールドディスク | ||||
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チャート最高順位 | ||||
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B'z シングル 年表 | ||||
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「熱き鼓動の果て」(あつきこどうのはて)は、日本の音楽ユニット・B'zの楽曲。2002年6月5日にVERMILLION RECORDSより33作目のシングルとして発売された。
概要
[編集]前作『GOLD』から約10ヶ月ぶりのシングル。本作からレーベル名が現在の『VERMILLION RECORDS』に変更された。
12thアルバム『GREEN』からの先行シングル。
収録曲の曲名がすべて日本語なのはメンバー曰く「偶然」とのこと。
当時放送されたCMにはいくつかバージョンがあった。そのうち、路上にて表題曲をアコースティックバージョンで生演奏するものは、後にDVD『B'z Official Bootleg Hidden Treasure 〜Typhoon No.20〜』に収録された。
記録
[編集]オリコン週間シングルランキングで29作連続となる初登場首位を獲得[3]。ベスト10入りは13年連続となり、2002年当時の郷ひろみ、サザンオールスターズと並びタイ記録となった。また、同日付のオリコン週間アルバムランキングでは、「DEVIL」が収録された『2002 FIFA ワールドカップ公式アルバム』が首位を記録している[1]。
収録曲
[編集]全作詞: 稲葉浩志、全作曲: 松本孝弘。 | |||
# | タイトル | 編曲 | 時間 |
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1. | 「熱き鼓動の果て」 | 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人 | |
2. | 「夜よ明けないで」 | 松本孝弘・稲葉浩志・池田大介 | |
3. | 「挑めよ儚いこの時に」 | 松本孝弘・稲葉浩志・徳永暁人 | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- 熱き鼓動の果て
- サビの歌い出しから始まる楽曲。
- 楽曲は2部構成となっており、歌い出しと1番はアコースティック・ギターと打ち込み音を中心にゆったりとしているが、2番からバンドが加わり加速する。この曲のリズムに感化されたという松本は、テンポアップしてからのサビの部分は、今までにないギターの弾き方をしたと語っている[4]。
- MVは楽曲同様2部構成となっている。1番だけスタジオの中でサポートメンバーとともに演奏し、ビルの屋上に場所を移動して2番から演奏を再開する。屋上での撮影は、当時世界に5台しかなかった世界最大級である24mのクレーン(通称「アキラクレーン」)を使用している。このクレーンは資材の搬入および設置のみで半日かかったという[5]。MVにはレコーディングに参加した吉田建(ベース)と山木秀夫(ドラム)も出演している[6][注釈 1]。
- 稲葉は作詞の際、「タイアップが決まっていたが、『ultra soul』で選手側についてはやってしまったので、今回は「繋がり」、選手や会場の人はもちろん、翌日の新聞やテレビでその活躍を知ってみんなが同じ様な気持ちになれるということは鼓動で繋がっていると表現した」とコメントしている。
- 『第56回NHK紅白歌合戦』で実施された「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」で上位曲に選ばれた[7]。またニンテンドーDSのソフト「押忍!闘え!応援団」にも使用された[8]。
- 同年に行われた『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』では、1番と2番の間に松本がギターを換えるため数小節追加して演奏された。
- 『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』以降長らく演奏されていなかったが、2015年に行われた『B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-』で約13年ぶりに演奏された。なお、この時の演奏ではサポートメンバーの大賀好修とのツインギター編成であり、かつ松本がアコースティック・ギターを使わなかったため、前述のギターチェンジのための小節追加は行われなかった。
- 2020年に行われた無観客配信ライブ『B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820-』のDay3で演奏された際は、1番をメンバー2人のみで演奏して一時中断し、ステージに移動した後サポートメンバーと共に2番から演奏を再開した[9][10]。
- 2021年には日本で開催予定だった[注釈 2]『WRC世界ラリー』のテーマソングに起用された[11][12]。
- 夜よ明けないで
- 同年に行われた『B'z LIVE-GYM 2002 "GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜"』のサポートメンバーであるビリー・シーンとシェーン・ガラースが参加しており、『GREEN』の作風に反してハードロック色が強い。
- 挑めよ儚いこの時に
タイアップ
[編集]- 『TV ASAHI NETWORK SPORTS 2002』テーマソング(#1)
- テレビ朝日系『パンパシ水泳横浜 2002』大会公式テーマソング(#1)
- テレビ朝日『WRC世界ラリー』テーマソング(#1)
参加ミュージシャン
[編集]- 松本孝弘:ギター、作曲・編曲
- 稲葉浩志:ボーカル、作詞・編曲
- 徳永暁人:ベース・編曲(#1.3)
- 池田大介:編曲(#2)
- ビリー・シーン:ベース(#2)
- 山木秀夫:ドラム(#1)
- シェーン・ガラース:ドラム(#2)
収録アルバム
[編集]熱き鼓動の果て
ライブ映像作品
[編集]熱き鼓動の果て
- a BEAUTIFUL REEL. B'z LIVE-GYM 2002 GREEN 〜GO★FIGHT★WIN〜
- B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-
- B'z COMPLETE SINGLE BOX(特典DVD)
- B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day1〜5
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 吉田は、『ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ2002』にも出演していた。
- ^ 新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け中止となった。
出典
[編集]- ^ a b “B'zの新曲「熱き鼓動の果て」がオリコン初登場1位”. SANSPO.COM. 株式会社産業経済新聞社. 2002年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年8月25日閲覧。
- ^ 2002年シングルベスト50 - ウェブアーカイブ(スポニチ Sponichi Anex)
- ^ “史上最強の青二才! B'z最新アルバム『GREEN』全曲紹介”. Music Freak Magazine. エムアールエム. 2019年11月23日閲覧。
- ^ 『B'z vol.1 熱き鼓動が届く場所!』(インタビュアー:田家秀樹)、Kirin Beer Terrace Special Seat、2002年6月30日。オリジナルの2023年10月3日時点におけるアーカイブ 。2023年10月3日閲覧。
- ^ “円熟の闘魂を響かせる「熱き鼓動の果て」”. Music Freak Magazine (MRM, inc.). (2002年2月6日) 2019年11月10日閲覧。
- ^ 青木優『B'z The Best XXV 1999-2012』(MUSIC VIDEOのライナーノーツ (初回限定盤に付属))VERMILLION RECORDS、2013年。
- ^ “第56回 NHK紅白歌合戦”. NHK (2005年11月21日). 2005年12月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月10日閲覧。
- ^ “任天堂、音楽で応援するDS用ソフト「押忍! 闘え! 応援団」。”. Narinari.com. (2005年7月5日) 2019年11月10日閲覧。
- ^ “B'z無観客配信ライブ「B'z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day3」レポート”. ローソンチケット. 株式会社ローソンエンタテインメント. 2021年1月23日閲覧。
- ^ “B'z、無観客配信ライブ『Day3』 "道は違っても ひとりきりじゃないんだ" 今だからこそより響くメッセージ”. SPICE (イープラス). (2020年11月20日) 2021年1月23日閲覧。
- ^ “B’z「熱き鼓動の果て」テレビ朝日『WRC世界ラリー』テーマソングに決定!!”. B'z Official Website. VERMILLION RECORDS (2021年4月1日). 2021年4月1日閲覧。
- ^ “B'z、「熱き鼓動の果て」が「テレビ朝日 WRC世界ラリーテーマソング」に”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2021年4月1日) 2021年5月29日閲覧。
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