燕妃(えんひ、609年 - 671年7月27日)は、中国の唐の太宗李世民の妃。本貫は涿郡平昌県。越王李貞を産み、越国太妃に立てられた。
燕宝寿と楊氏の間の娘として生まれた。
13歳のとき、李世民の妃となった。賢妃に立てられた。陰徳妃が嬪に降格されると、徳妃に上った。650年、越国太妃に立てられた。671年、鄭州の伝舎で亡くなった。同年12月27日、昭陵に陪葬された。