生きていてもいいですか
『生きていてもいいですか』 | ||||
---|---|---|---|---|
中島みゆき の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ニューミュージック ロック[1] ブルース[1] アシッド・ロック[1] フォークロック[1] | |||
時間 | ||||
レーベル | キャニオン・レコード AARD-VARK | |||
プロデュース | 吉野金次・中島みゆき | |||
チャート最高順位 | ||||
| ||||
中島みゆき アルバム 年表 | ||||
|
『生きていてもいいですか』(いきていてもいいですか)は、1980年4月5日に発表された、中島みゆきの7作目のオリジナルアルバム。
解説
[編集]中島みゆきのアルバムとしては2作目のオリコン首位獲得作品となり、このアルバムから7作連続(1985年『miss M.』まで)で首位を獲得している。
中島曰く“真っ暗けの極致”のアルバムで、「うらみ・ます」や「エレーン」など暗い内容の曲が多くを占めている。
このアルバムのポニーキャニオン盤は既に廃盤となっているが、2021年現在でも、このアルバムを含んだ通販限定CDボックスは、ポニーキャニオンショッピングクラブにて販売中である[2]。
1983年にキャニオン・レコードよりCD化されており、現行盤のCDは2018年にヤマハミュージックコミュニケーションズから再発売されたもの(デジタルリマスタリングされた)。
2012年、Tom Baker at Precision Mastering (Los Angeles) により新たにデジタルリマスタリングされたCDがクリスタルディスクにて発売された(規格品番:YMPCD-10016)。
また、デジタルリマスタリングされたCDは2012年10月25日より8枚組のBOXセット『中島みゆきBOX 私の声が聞こえますか〜臨月』にて通信販売限定にて発売された。
収録曲
[編集]# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
---|---|---|---|---|---|
1. | 「うらみ・ます」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | |
2. | 「泣きたい夜に」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | |
3. | 「キツネ狩りの歌」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | |
4. | 「蕎麦屋」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利・中島みゆき | |
5. | 「船を出すのなら九月」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | |
6. | 「(無題・Instrumental)」 | 後藤次利 | 後藤次利 | ||
7. | 「エレーン」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利 | |
8. | 「異国」 | 中島みゆき | 中島みゆき | 後藤次利・中島みゆき | |
合計時間: |
楽曲解説
[編集]- うらみ・ます
- 嗚咽を伴った歌唱が話題となった作品。そのことを聞かれた際に彼女は「あれはスタジオライブ」と語った。
- フジテレビ系列の特番『明石家サンタの史上最大のクリスマスプレゼントショー』で、視聴者が合格したものの、プレゼントではずれを引いたときに流れる曲
- 泣きたい夜に
- キツネ狩りの歌
- 蕎麦屋
- 船を出すのなら九月
- エレーン
- 異国
演奏者
[編集]- Vocals, A.Guitar:中島みゆき
うらみ・ます
泣きたい夜に
キツネ狩りの歌
蕎麦屋
| 船を出すのなら九月
無題
エレーン
異国
|
備考
[編集]本アルバムはiTunes Storeにおいても全収録曲が配信されており、第6曲目も便宜上「無題」というタイトル(ファイル名)が付与されている。
1982年6月19日に日本テレビ系列で放送された木曜ゴールデンドラマ『私が殺した女』(よみうりテレビ制作)では、作中で使われた音楽がすべて本アルバムからとられていた。ドラマの内容は『四谷怪談』の舞台を現代(1982年当時)に移して翻案したホラーである。
脚注
[編集]- ^ a b c d “中島みゆき* - 生きていてもいいですか”. Discogs. 2019年10月23日閲覧。
- ^ “中島みゆき 1976~1983”. ポニーキャニオンリリース情報. 2021年3月23日閲覧。
- ^ JASRAC作品データベース検索サービス J-WID 検索結果
- ^ 音楽の森 music Forest データベース検索より
外部リンク
[編集]- ヤマハミュージックコミュニケーションズによる紹介ページ