生源寺美子
生源寺 美子(しょうげんじ はるこ、1914年1月29日 - 2015年[1]5月18日[2])は、日本の児童文学作家。
福島県生まれ。自由学園卒業。50歳を過ぎてから創作を始め、1966年『草の芽は青い』で講談社児童文学新人賞および産経児童出版文化賞、1977年『雪ぼっこ物語』で野間児童文芸賞受賞。
著書
[編集]- 『草の芽は青い』講談社 1966 のち青い鳥文庫
- 『少女たち』実業之日本社 1969
- 『もうひとりのぼく』毎日新聞社 1971 のちポプラ社文庫
- 『いぬは王さま? 』講談社 1972
- 『マキオのひとり旅』金の星社 1973 のちフォア文庫
- 『マヒトよ明日がある』あすなろ書房 1973
- 『友だちになるとき』あすなろ書房 1974
- 『はじめてのおこづかい』金の星社 1974 のちフォア文庫
- 『さよなら泣きむしマミ』ポプラ社 1975
- 『のびるのびるきこのみみ』金の星社 1975
- 『ぼくのだいじなだいじなひみつ』高橋書店 1975
- 『どうしておひるねするのかな』銀河社 1975
- 『星のとまり木』あすなろ書房 1975
- 『ふたりと一羽』あすなろ書房 1976
- 『ふくろうのめがね』日本の幼年童話 岩崎書店 1976
- 『ななことみんな』ポプラ社(ふるさとの童話)1977
- 『はじめてのたんじょうかい』金の星社 1977
- 『雪ぼっこ物語』童心社 1977 のちフォア文庫
- 『ちゅうりっぷふじさん』あかね書房 1977
- 『人権・ねこ権』PHP研究所 1977
- 『ふしぎなカセットテープ』ポプラ社 1978
- 『だれかしらだれかしら』講談社 1978
- 『はじめてのガールフレンド』金の星社 1979
- 『愛』ポプラ社(文学の館)1979
- 『ミミイがとんじゃった』国土社 1979
- 『金色のランプ』あかね書房(あかね紀行文学)1979
- 『まほうのめがね』岩崎書店 1979
- 『リリコふしぎな国へいく』あすなろ書房 1979
- 『みんなおひるね』PHP研究所 1980
- 『だれもしらないうきわのたび』PHP研究所 1980
- 『ほんとのことが知りたいの 真木子の心の詩』ポプラ社 1980
- 『あの子もこの子もよっといで』PHP研究所 1980
- 『いちぬけたいちぬけた』フレーベル館 1980
- 『はじめてのなみだ』金の星社 1981
- 『まる池のひみつ』国土社 1981
- 『ママってずるーい』ポプラ社 1981
- 『知っているのはぼくだけさ』講談社 1981
- 『はだかの王さまVサイン』あすなろ書房 1982
- 『はじめてのおとまり』金の星社 1982
- 『にじいろのさかな』佼成出版社 1982
- 『王宮のひびきヘンデル』音楽之友社(ジュニア音楽図書館 作曲家シリーズ)1982
- 『おねえさんがほしいの』あかね書房 1983
- 『いやいや一ねんせい』PHP研究所 1983
- 『ごめんね日記みちゃった』ポプラ社 1983
- 『なのはなおつきさん』ひくまの出版 1984
- 『与謝野晶子』さ・え・ら書房(少年少女伝記読みもの)1984
- 『はじめてのテスト』金の星社 1984
- 『アリの町の天使 めぐまれない人びとへの愛に生きた北原怜子』PHP研究所 1984
- 『わたしにだけおしえてね』ひくまの出版 1985
- 『少女たちの季節 青い木の実たち』ポプラ社 1985
- 『パーティはけんかのあとで』あすなろ書房 1985
- 『はじめてのまっしろパンツ』金の星社 1986
- 『コアラはぼくんだからね』あかね書房 1986
- 『フルートふいたのだあれ』教育画劇(スピカのおはなしえほん)1986
- 『リカちゃんとぼくのひみつ』草炎社こども文庫 1987
- 『ふしぎなねこはあんずいろ』ひくまの出版 1987
- 『海へいこ!』あかね書房 1988
- 『おとなりどうし赤信号』偕成社 1988
- 『ルミのひみつのいぬ』偕成社 1988
- 『あしたはいいな1ねんせい』金の星社 1988
- 『みつ子とゆきちゃん』幼年文学名作選 岩崎書店 1989
- 『でもやっぱりいるさ』偕成社 1989
- 『あじさいの咲く家』小峰書店 1989
- 『それゆけヘディングシュート!』金の星社 1990
- 『おかしなかくれんぼ』国土社 1991
- 『やさしく川は流れて』ポプラ社 1992
- 『あこちゃん、へいきだもん』ポプラ社 1992
- 『きらめいて川は流れる ポプラ社 1993
- 『キュリー夫人』小学館(新訂版オールカラー世界の伝記)1993
- 『あなたの光は大地をてらし』草炎社ともだち文庫 1993
- 『そして今日も川は流れる』ポプラ社 1996
- 『はるのてがみはなにいろ?』教育画劇 2002
翻訳
[編集]- ほえろミッキー モーレー 集英社 1972 (世界の動物名作)
- はばたけゲイネック ムカージ 集英社 1973 (世界の動物名作)
テレビ出演
[編集]脚注
[編集]- ^ 横山孝一「生源寺美子の児童文学 : 作品案内」『群馬高専レビュー』第35巻、国立高等専門学校機構群馬工業高等専門学校、2017年3月、13-24頁、CRID 1390010292616890496、doi:10.51030/krev.35.0_13、ISSN 0288-6936、NAID 120006533083。
- ^ 『現代物故者事典2015~2017』(日外アソシエーツ、2018年)p.299