田原嗣郎
田原 嗣郎(たはら つぐお、1924年 - 没年不明)は、日本の歴史学者、北海道大学文学部名誉教授。専門は江戸期の儒学・国学をめぐる日本思想史研究。
略歴
[編集]松本高等学校理科を経て、1953年に東京大学文学部国史学科卒業、北海道大学教授、敬和学園大学教授などを務めた。丸山眞男と多大な交流があり影響を受けた。
著書
[編集]- 『平田篤胤』(吉川弘文館、人物叢書) 1963年、新装版 1986年
- 『徳川思想史研究』(未來社) 1967年、新装版 1992年
- 『本居宣長』(講談社現代新書) 1968年、改訂版 1978年
- 『赤穂四十六士論 幕藩制の精神構造』(吉川弘文館) 1978年、新版(歴史文化セレクション) 2006年
- 『徂徠学の世界』(東京大学出版会) 1991年
共著・校訂
[編集]- 『山鹿素行』(岩波書店、日本思想大系32) 1970年
- 『平田篤胤・伴信友・大国隆正』(岩波書店、日本思想大系50) 1973年
- 『山鹿素行』(責任編集、中央公論社、日本の名著12) 1975年、新版(中公バックス) 1983年
参考文献
[編集]- 『アルペン颪 旧制高等学校物語 松本高校編』(財界評論新社) 1967年