由良港 (和歌山県)
由良港 | |
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由良港、右が海上自衛隊由良基地。 | |
所在地 | |
国 | 日本 |
所在地 | 和歌山県日高郡由良町、日高町 |
座標 | 北緯33度57分30.7秒 東経135度6分38秒 / 北緯33.958528度 東経135.11056度座標: 北緯33度57分30.7秒 東経135度6分38秒 / 北緯33.958528度 東経135.11056度 |
詳細 | |
管理者 | 和歌山県 |
種類 | 地方港湾 |
統計 | |
統計年度 | 2015年度 |
発着数 | 2,344隻(3,649,076総トン)[1] |
公式サイト | 和歌山県 |
由良港(ゆらこう)は、和歌山県日高郡由良町および日高町にまたがる港湾である。1953年(昭和28年)8月1日に地方港湾に指定される。港湾管理者は和歌山県で、避難港にも指定されている。
概要
[編集]由良港の歴史は古く、太平記に登場するほどまで遡れる。周辺は典型的なリアス式海岸で水深は深く、長年にわたって漁港として栄えていた。
昭和の時代に入ると、天然の良港であるこの地に注目した大日本帝国海軍が1939年(昭和14年)に紀伊防備隊を設けた。1945年(昭和20年)終戦に伴い同部隊は解散したが、1952年(昭和27年)に保安庁警備隊大阪航路啓開隊本部由良基地が設けられ、1954年に海上自衛隊由良基地分遣隊が発足され現在に至る。
水深の深さが幸いして大型船が入港できるため、周辺地域で産出される骨材を利用したセメント産業が盛んで、さらに三井造船の造船所が誘致されるなど、紀中地域経済の要となっている。また、悪天候時には緊急避難港としても利用される。
かつて、1928年(昭和3年)から1968年(昭和43年)まで、紀勢本線紀伊由良駅から貨物支線が伸び、港湾そばに由良内駅があった。
2015年度の発着数は2,344隻(3,649,076総トン)である[1]。
- 港湾区域
境界線の北端は神谷崎から始まり南西方向に伸び、蟻島を経由して南西方向に伸び、もう一方の境界線は日高町にある方杭崎から北北西方向に伸び、両線の交点の内側が由良港の港湾区域となる。
施設
[編集]- 機関
- 企業
付近の交通
[編集]脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『港湾統計(年報)』国土交通省、2016年 。2017年6月7日閲覧。