矢作駅
矢作駅 | |
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駅舎(2021年9月) | |
やはぎ Yahagi | |
◄弥彦 (2.0 km) (2.6 km) 吉田► | |
所在地 | 新潟県西蒲原郡弥彦村大字矢作[1] |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■弥彦線 |
キロ程 | 2.0 km(弥彦起点) |
電報略号 | ヤハ←ヱヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
開業年月日 | 1916年(大正5年)10月16日[1] |
備考 | 無人駅[1](乗車駅証明書発行機 有) |
矢作駅(やはぎえき)は、新潟県西蒲原郡弥彦村大字矢作にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)弥彦線の駅[1]。
歴史
[編集]- 1916年(大正5年)10月16日:越後鉄道・弥彦駅 - 西吉田駅(現在の吉田駅)間開通の際、停留場として新設[1]。
- 1927年(昭和2年)10月1日:越後鉄道が国有化[2]。国鉄弥彦線所属となる。停車場(駅)に昇格[2]。貨物扱い開始[2]。
- 1949年(昭和24年)9月19日:同駅接続専用線発着車扱貨物取扱開始[3]。
- 1960年(昭和35年)3月25日:貨物扱い廃止[2]。
- 1963年(昭和38年)5月1日:業務委託駅となる[4]。
- 1973年(昭和48年)12月1日:荷物扱い廃止[2]。駅員無配置化[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により、JR東日本の駅となる[2]。
- 2008年(平成20年)3月15日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[6]。
- 2012年(平成24年)5月1日:名誉駅長を配置[7]。
駅構造
[編集]駅舎(北側)に面する単式ホーム1面1線を有する地上駅[1]。ホーム長は4両編成までに対応している。弥彦駅 - 吉田駅間の定期列車はすべて2両編成だが、5両以上の編成の列車が臨時列車や延長運転などで弥彦方面へ乗り入れる際は、当駅では弥彦方4両をホーム上に停車させてドア扱いを行い、吉田方の5両目以降ではドアカットが実施される。
無人駅で、燕三条駅が管理する[1]。駅舎は事務室・窓口の設備はあるが待合室の機能のみ。ホーム入口付近にはSuica簡易改札機が入場用・出場用各1台設置されている。
なお当駅には2012年(平成24年)春から、JR東日本新潟支社が無人駅周辺の美化活動等を、同社を退職した近隣在住のOBにボランティアとして委嘱する「名誉駅長」が配置されている[7]。またかつては簡易委託駅で、駅前の店舗が乗車券発売を受託していたが、既に廃業している。
- 待合室と改札口(2021年9月)
- ホーム(2021年9月)
利用状況
[編集]駅周辺
[編集]駅前は弥彦村矢作地区の住宅街となっており、役場や学校が集中している[1]。
- JA新潟かがやき弥彦支店
バス路線
[編集]当駅発着の一般路線バスは運行されていないが、コミュニティバスが1路線あり、弥彦村と燕市が共同で事業を実施している「弥彦・燕広域循環バス」(やひこ号)が2016年1月改正時点では平日5往復運行されている。
- 「農協前」バス停(当駅から北西へ徒歩約2分)
- ビジョンよしだ行
- てまりの湯行
- ※休日・年末年始は全便運休
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l 『週刊 JR全駅・全車両基地』 21号 新潟駅・弥彦駅・津南駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2012年12月30日、23頁。
- ^ a b c d e f 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、601頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ “日本国有鉄道公示第百十八号”. 官報. 1949年09月19日 - 国立国会図書館デジタルコレクション. 国立国会図書館. 2021年11月14日閲覧。
- ^ 日本国有鉄道新潟鉄道管理局経理部情報管理室 編『鉄道要覧 昭和58年度』日本国有鉄道新潟鉄道管理局、1984年8月、11頁。全国書誌番号:86002576。
- ^ 読売新聞 昭和48年12月1日新潟読売
- ^ 『2008年3月 Suicaがますます便利になります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2007年12月21日。オリジナルの2016年3月4日時点におけるアーカイブ 。2020年5月29日閲覧。
- ^ a b 『「名誉駅長」の配置について』(プレスリリース)東日本旅客鉄道 新潟支社、2014年4月27日。オリジナルの2012年10月2日時点におけるアーカイブ 。2014年10月25日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(矢作駅):JR東日本