石栗勉
石栗 勉(いしぐり つとむ)は、日本の外交官、国際公務員、政治学者。2003年から2008年3月まで国際連合アジア太平洋平和軍縮センター所長を経て、2008年4月から京都外国語大学外国語学部国際教養学科教授[1]。
経歴・人物
[編集]新潟県出身。早稲田大学法学部を卒業して、1972年(昭和47年)外務省に入省した。在ジュネーブ軍縮会議日本代表部一等書記官などを経て、1987年(昭和62年)国際連合軍縮局に入る。1992年(平成4年)国連アジア太平洋平和軍縮センター所長に就任する。以降、広島、長崎、金沢など日本の主要都市やネパールの首都カトマンズなどで国連軍縮会議を19回に渡り主催した。2006年(平成18年)9月に締結された中央アジア非核兵器地帯条約の交渉過程において、当初から主導的な役割を担った。[2][3][4]。 2008年(平成20年)4月から京都外国語大学外国語学部国際教養学科教授。
同期
[編集]- 天野之弥(09年国際原子力機関事務局長・05年在ウィーン国際機関日本政府代表部大使)
- 小松一郎(13年内閣法制局長官・11年駐フランス大使・08年駐スイス大使・05年外務省国際法局長・03年外務省欧州局長)
- 武藤正敏(10年駐韓大使・07年駐クウェート大使)
- 小島誠二(12年関西担当大使・10年駐タイ大使・09年儀典長・08年科学技術協力担当大使・06年駐パキスタン大使)
- 神余隆博(12年関西学院大学副学長・08年駐ドイツ大使・06年国連大使(次席))
- 高橋文明(09年駐スペイン大使・03年駐カンボジア大使)
- 野本佳夫(08年駐スロバキア大使)
- 石川薫(日本国際フォーラム研究本部長・10年駐カナダ大使・07年駐エジプト大使・05年外務省経済局長)
- 伊藤誠(10年駐ブルガリア大使・06年駐タンザニア大使)
- 近藤誠一(10年文化庁長官・08年駐デンマーク大使・06年ユネスコ大使)
- 橋広治(10年駐パプアニューギニア大使)
- 峯村保雄(11年駐エルサルバドル大使)
- 肥塚隆(13年迎賓館長・10年駐オランダ大使・07年宮内庁式部副長・04年駐ホンジュラス大使)
- 山口英一(10年駐バチカン大使・07年駐コスタリカ大使)
- 横田順子(10年駐ラオス大使)
- 佐藤英夫(11年駐イスラエル大使・09年駐バーレーン大使・08年駐アフガニスタン大使)
- 二階尚人(14年駐チリ大使・11年駐ガーナ大使)
- 松原昭(12年駐マリ大使)
- 荒木喜代志(11年駐トルコ大使・09年COP10担当大使・08年国際テロ対策担当大使)
脚注
[編集]- ^ 研究者詳細”. 京都外国語大学. 2013年5月12日閲覧。 “
- ^ 核軍縮への道 国連職員として対話促進 (4) 中央アジア非核化に力”. 中国新聞 (1999年5月12日). 2000年6月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2013年5月12日閲覧。 “
- ^ シンポ07(広島市立大学広島平和研究所主催国際シンポジウムの基調講演報告書)”. 広島市立大学 (2007年8月5日). 2013年5月12日閲覧。[リンク切れ] “
- ^ asahi.com:朝日新聞シンポジウム(国際平和シンポジウム「核兵器廃絶への道~2010年NPT再検討会議に向けて)」”. asahi.com (2010年). 2013年5月12日閲覧。 “
外部リンク
[編集]- 研究者詳細 | 石栗 勉(京都外国語大学ホームページ内)