硫化スズ(りゅうか—)はスズの硫化物である。スズの原子価が異なる硫化スズ(II) SnS と硫化スズ(IV) SnS2 が存在する。
灰黒色の固体で、密度は 5.22 g/cm3。CAS登録番号 1314-95-0。太陽光を吸収する能力が高いため太陽電池の材料として期待されている。また、ブレーキパッドの摩擦材料では硫化アンチモンに代わる材料として期待されている。
金色の化合物である。 顔料として用いられる場合は 偽金(ぎきん)とよばれることもある。
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