神田順治

神田 順治(かんだ じゅんじ、1915年3月29日[1] - 2005年8月13日)は、元日本野球規則委員会委員長、東京大学運動会硬式野球部監督、東京大学教養学部教授。

来歴

[編集]

1915年(大正4年)、東京本郷に生まれる。第二東京市立中学校(現東京都立上野高等学校)、第八高等学校を経て、東京帝国大学文学部卒業。

東京大学運動会硬式野球部監督、同大教養学部教授を経て、プロ野球コミッショナー参与、朝日新聞社運動部嘱託、清和女子短期大学教授などを歴任。1989年、勲四等旭日小綬章を受章。2005年(平成17年)8月13日、心筋梗塞のため死去、90歳没[1]。野球に関する編著書多数。

主著

[編集]
  • 『野球ハンドブック』1949・東京大学学生文化指導会
  • 『軟式野球』1953・杏林書院
  • 『大学の体育』1955・国土社
  • 『野球 硬式』1960・不昧堂
  • 『野球の魅力』1965・日本経済新聞社
  • 『野球』1971・不昧堂出版
  • 『野球場』1971・第一法規
  • 『目で見る野球入門』1975・永岡書店
  • 『野球にはあらゆることがあてはまる』1977・ベースボールマガジン社
  • 『野球殿堂物語』1978・恒文社(『増補新版』1981、『1984年度版』1984、『新版』1989、『'92年度版』1992)
  • 『高校野球の青春』1984・岩波書店
  • 『子規とベースボール』1992・ベースボールマガジン社
  • 『フェア精神が野球を楽しくする』1999・新日本出版社

脚注

[編集]
  1. ^ a b 『現代物故者事典2003~2005』(日外アソシエーツ、2006年)p.188