神竜定夫
神竜 定夫(じんりゅう さだお、1915年11月17日[1] - 没年不明)は、兵庫県姫路市出身で出羽海部屋に所属した[1][2]元大相撲力士。本名は北川 定夫(きたがわ さだお)[1][2]。最高位は東十両15枚目[1][2]。得意技は左四つ、寄り。
経歴
[編集]関西角力協会に入門、同協会解散後は出羽海部屋に入り、1938年1月場所に幕下付出で初土俵を踏む。1944年5月場所に十両に昇進[1][2]。この場所2勝8敗と負け越し、翌11月場所幕下に落ち、その場所限りで廃業した[1][2]。
主な成績
[編集]- 通算成績:55勝63敗3休 勝率.466
- 十両成績:2勝8敗 勝率.200
- 現役在位:15場所
- 十両在位:1場所
場所別成績
[編集]春場所 | 夏場所 | 秋場所 | ||||
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1938年 (昭和13年) | 西幕下付出35枚目 4–8 | 西三段目11枚目 4–3 | x | |||
1939年 (昭和14年) | 東幕下36枚目 3–4 | 西幕下44枚目 5–3 | x | |||
1940年 (昭和15年) | 東幕下25枚目 2–6 | 東幕下30枚目 6–2 | x | |||
1941年 (昭和16年) | 東幕下9枚目 4–4 | 東幕下6枚目 3–5 | x | |||
1942年 (昭和17年) | 東幕下11枚目 3–5 | 東幕下17枚目 6–2 | x | |||
1943年 (昭和18年) | 西幕下3枚目 2–6 | 西幕下17枚目 5–3 | x | |||
1944年 (昭和19年) | 西幕下8枚目 5–3 | 東十両15枚目 2–8 | 東幕下6枚目 引退 1–1–3 | |||
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
[編集]- 真竜(しんりゅう)1938年1月場所
- 神竜(じんりゅう)1938年5月場所 - 1939年1月場所
- 播州山(ばんしゅうやま)1939年5月場所 - 1943年1月場所
- 神竜 定夫(じんりゅう さだお)1943年5月場所 - 1944年11月場所
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 小池謙二『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、医聖社、1986年
- 昭和の大相撲刊行委員会/編『昭和の大相撲 資料編』TBSブリタニカ、1989年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 神竜 定夫 - 相撲レファレンス