神谷敏郎
神谷 敏郎(かみや としろう、1930年3月2日[1] - 2004年7月13日)は、日本の哺乳類学者。筑波大学名誉教授。
略歴
[編集]東京生まれ。青山学院大学文学部教育学科卒業、教育学士。東京大学医学部卒、同大学院、1964年医学博士。論文の題は「鯨類の十二指腸壁内嚢腺intramural cystic glandについて」[2]。
1956年東京大学医学部助手、1971年、東京大学医学部解剖学講師[3]。 1980年筑波大学医療技術短期大学部教授(解剖学)、1993年筑波大学名誉教授[4]。
著書
[編集]- 『人魚の博物誌 海獣学事始』思索社 1989
- 『鯨の自然誌 海に戻った哺乳類』1992 中公新書
- 『骨の動物誌』東京大学出版会 1995
- 『あるミイラの履歴書 エジプト・パリ・東京の三千年』2000 (中公新書)
- 『骨と骨組みのはなし』2001 岩波ジュニア新書
- 『川に生きるイルカたち』東京大学出版会 2004
- 共著
翻訳
[編集]関連人物
[編集]参考文献
[編集]脚注
[編集]- ^ 『現代日本人名録』1987、2002
- ^ 博士論文書誌データベース
- ^ 海老名厚. 神谷敏郎を中心に、海牛類をめぐる雑多なこと.[1]
- ^ 神谷敏郎 1995
- ^ 高槻成紀 (2004-09=15). “追悼端然たる人生―神谷先生のこと”. Ouroboros東京大学総合研究博物館ニュース (東京大学総合研究博物館) (25).[2]