福原定吉
福原 定吉(ふくはら さだきち、1889年(明治22年)9月6日 ‐ 1979年(昭和54年)4月24日[1])は、日本の政治家。秋田県大曲町(現・大仙市)の町長[2]を経て、合併後の大曲市の初代市長を務めた。
来歴
[編集]福原寅吉の長男[3][4]。父・寅吉は本来は福原家を継ぐはずだったが、複雑な事情から、福辺内(当時の須和町)に分家となり、1888年(明治18年)に商店を開いた[3]。
大正元年の「仙北郡案内」によると、五十(いさば)集商に大坂久治、福原寅吉、伊勢多郎八、最上正吉と印刷されている[3]。
1933年(昭和8年)に、仙北酒造株式会社を買い取り、12月には酒の免許を取得し、翌1934年(昭和9年)から個人経営として、黒松金福(のちの福原酒販)を始めた[3]。
大曲町の町長を経て、合併後の大曲市の初代市長となり、1965年(昭和40年)11月3日には勲五等を叙勲され、双光旭日章を授与した[3]。
家族
[編集]- 先祖は福原彦十郎[3][5]
- 父・寅吉(1854年8月21日生)
- 母・ツヱ(実家は石川富三郎。石川弥七の分家)
- 妻・タケ子(南楢岡の地主で、元村長の渡辺良助と小山田ハツの三女。南外村の村長・渡部任之助は良助の孫にあたる)
遠縁
[編集]出典
[編集]- ^ a b [年間人物情報事典]
- ^ https://poliele.blog.jp/archives/37899497.html
- ^ a b c d e f g [福原定吉翁伝より]
- ^ [秋田民報、2016~17年再掲載版より]
- ^ [三森英逸・大曲のまちなみと住人の歴史]
- ^ [1]
- ^ [2]