福岡高等裁判所
福岡高等裁判所 | |
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長官 | 矢尾和子 |
組織 | |
管轄区域 | 福岡県、佐賀県、長崎県、大分県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県 |
支部 | 宮崎、那覇 |
担当検察庁 | 福岡高等検察庁 |
上位裁判所 | 最高裁判所 |
下位裁判所 | 福岡地方裁判所、佐賀地方裁判所、長崎地方裁判所、大分地方裁判所、熊本地方裁判所、宮崎地方裁判所、鹿児島地方裁判所、那覇地方裁判所 福岡家庭裁判所、佐賀家庭裁判所、長崎家庭裁判所、大分家庭裁判所、熊本家庭裁判所、宮崎家庭裁判所、鹿児島家庭裁判所、那覇家庭裁判所 |
概要 | |
所在地 | 〒 福岡県福岡市中央区六本松4丁目2-4 北緯33度34分32秒 東経130度22分40秒 / 北緯33.57556度 東経130.37778度座標: 北緯33度34分32秒 東経130度22分40秒 / 北緯33.57556度 東経130.37778度 |
法人番号 | 7000013010005 |
前身 | 福岡控訴院、長崎控訴院 |
福岡高等裁判所 |
福岡高等裁判所(ふくおかこうとうさいばんしょ)は、福岡県福岡市にある日本の高等裁判所の一つで、九州・沖縄地方8県を管轄している。略称は、福岡高裁(ふくおかこうさい)。宮崎、那覇に支部を置いている。
所在地
[編集]沿革
[編集]- 1875年 - 長崎控訴裁判所として設置される。
- 1881年 - 長崎控訴裁判所と改称される。
- 1887年 - 長崎控訴院と改称される。
- 1945年 - 福岡に移転、福岡控訴院と改称される。
- 1947年 - 裁判所法の施行により、現在の福岡高等裁判所と改称される。
- 1948年 - 宮崎支部が設置される。
- 1953年 - 現在の福岡市中央区城内へ移転される[1]。
- 1972年 - 沖縄の日本復帰により、那覇支部(復帰前の琉球高等裁判所)が設置される。
- 2001年 - 福岡高裁判事妻ストーカー事件が発生。
- 2018年 - 城内の旧庁舎は8月17日をもって閉庁。8月20日より六本松新庁舎(福岡高地家簡裁庁舎)にて業務開始。
管轄
[編集]歴代長官
[編集](在任期間、後職など)
- (代理)岩松三郎(1947年5月3日 - 1947年8月3日)
- 安倍恕(1947年9月26日 - 1952年9月21日)
- 中島民治(1952年9月22日 - 1954年10月15日)
- 吉田肇(1954年11月22日 - 1958年4月24日)
- 斎藤直一(1958年4月24日 - 1958年8月5日)
- 荻野益三郎(1958年8月6日 - 1960年11月6日)
- 佐瀬政雄(1960年11月7日 - 1963年5月24日)
- 万歳規矩楼(1963年6月26日 - 1965年6月7日)
- 関根小郷(1965年6月15日 - 1967年3月31日)
- 沢栄三(1967年4月4日 - 1969年5月23日)
- 川井立夫(1969年5月30日 - 1972年2月17日)
- 江里口清雄(1972年2月18日 - 1973年1月8日)
- 服部高顕(1973年1月26日 - 1975年6月27日)
- 位野木益雄(1975年6月28日 - 1976年7月1日)
- 宮田信夫(1976年7月2日 - 1978年3月19日)
- 相沢正重(1978年3月20日 - 1979年3月16日)
- 緒方節郎(1979年3月17日 - 1980年3月21日)
- 牧圭次(1980年3月22日 - 1981年2月6日)
- 綿引紳郎(1981年2月7日 - 1982年3月11日)
- 坂井芳雄(1982年3月15日 - 1984年2月19日)
- 西村宏一(1984年2月20日 - 1985年7月19日)
- 千葉和郎(1985年7月22日 - 1987年5月27日)
- 井口牧郎(1987年5月28日 - 1988年12月18日)
- 可部恒雄(1988年12月19日 - 1990年5月9日 最高裁判所判事)
- 佐々木史朗(1990年5月10日 - 1991年7月17日)
- 石田穣一(1991年7月18日 - 1992年3月24日)
- 猪瀬慎一郎(1992年3月25日 - 1994年3月3日)
- 山口繁(1994年3月3日 - 1997年3月9日 最高裁判所判事、14代最高裁判所長官)
- 北川弘治(1997年3月10日 - 1998年9月9日 最高裁判所判事)
- 町田顯(1998年9月10日 - 1999年4月14日 東京高等裁判所長官)
- 香城敏麿(1999年4月15日 - 2000年8月29日 定年退官、獨協大学教授)
- 青山正明(2000年8月30日 - 2002年9月17日 定年退官、国地方係争処理委員会委員長、桐蔭横浜大学教授)
- 涌井紀夫(2002年9月18日 - 2005年5月16日 大阪高等裁判所長官)
- 龍岡資晃(2005年5月17日 - 2006年10月2日 広島高等裁判所長官)
- 北山元章(2006年10月3日 - 2007年5月22日 依願退官、日本大学教授)
- 篠原勝美(2007年5月23日 - 2009年3月24日 定年退官、慶應義塾大学客員教授)
- 安倍嘉人(2009年3月25日 - 2010年1月14日 東京高等裁判所長官)
- 大野市太郎(2010年1月15日 - 2010年6月16日 大阪高等裁判所長官)
- 池田修(2010年6月17日 - 2012年3月26日 依願退官、国家公務員倫理審査会会長)
- 中山隆夫(2012年3月27日 - 2013年10月11日 定年退官、中央大学教授)
- 安井久治(2013年10月12日 - 2015年6月8日 依願退官)
- 荒井勉(2015年6月8日 - 2017年1月25日 定年退官、公害等調整委員会委員長)
- 小林昭彦(2017年2月6日 - 2020年2月4日 定年退官、情報公開・個人情報保護審査会会長)
- 小野憲一(2020年2月5日 - 2021年10月8日 定年退官、関西大学教授)
- 後藤博 (2021年10月8日 - 2022年7月3日 大阪高等裁判所長官)
- 中里智美 (2022年7月4日 - 2024年9月9日 定年退官)
- 矢尾和子 (2024年9月11日 - )
部署と法廷
[編集]民事部
[編集]- 第1民事部(第502号法廷)
- 第2民事部(第502号法廷)
- 第3民事部(第504号法廷)
- 第4民事部(第505号法廷)
- 第5民事部(第505号法廷)
- 宮崎支部
- 那覇支部
刑事部
[編集]- 第1刑事部(第501号法廷)
- 第2刑事部(第501号法廷)
- 第3刑事部(第504号法廷)
- 宮崎支部
- 那覇支部
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “高地簡裁、旧庁舎に幕 城跡から「時代」映し65年”. 毎日新聞. (2018年8月20日) 2021年9月15日閲覧。