秋重学
あきしげ まなぶ 秋重 学 | |
---|---|
生誕 | 1967年8月24日(57歳) 日本・山口県 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1992年 - |
受賞 | 『ビッグコミックスピリッツ』野望大賞(「エース」) |
秋重 学(あきしげ まなぶ、1967年8月24日[1] - )は日本の漫画家。山口県生まれ、千葉県出身[1]。
概要
[編集]1991年に小学館の『ビッグコミックスピリッツ』で行われていた新人賞に相当する「野望大賞」をテニス漫画「エース」にて受賞[1]。1992年に同作にて、『ビッグコミックスピリッツ』の増刊号でデビュー。以降同誌や現在は休刊となっている『ヤングサンデー』など小学館の青年誌で主に執筆活動をしている。デビューまでの4年間窪之内英策の下でアシスタントを務めていたとのこと[1]。東映より映画化された『フライ,ダディ,フライ』など、金城一紀原作の「ゾンビーズ」シリーズの作画も担当した。
作品リスト
[編集]- 『D-ASH』小学館〈ビッグコミックス〉全5巻(『ビッグコミックスピリッツ』連載)
- 『宙舞』小学館〈ビッグコミックス〉全3巻(原作:小林信也、『ビッグコミックスピリッツ』連載)
- 1999年4月27日発売[2]、ISBN 4-09-185321-8
- 1999年5月29日発売[3]、ISBN 4-09-185322-6
- 1999年8月30日発売[4]、ISBN 4-09-185323-4
- 『ニナライカ』、原作:川崎ぶら、河出書房新社〈九龍コミックス〉、2001年5月15日発売[5]、ISBN 4-309-72804-9
- (新装完全版)コスミック出版〈キュンコミックス〉2006年、全2巻
- 2006年4月18日発売、ISBN 4774730025
- 2006年5月18日発売、ISBN 4774730033
- (新装完全版)コスミック出版〈キュンコミックス〉2006年、全2巻
- 『僕の夏は泳げずじまい』河出書房新社〈九龍コミックス〉、2001年6月13日発売[6]、ISBN 4-309-72805-7
- 『ヒドく澄んだ瞳』河出書房新社〈九龍コミックス〉、2002年2月27日発売[7]、ISBN 4-309-72815-4
- 『-學ビノ國-』小学館〈ヤングサンデーコミックス〉全4巻
- 2002年4月、ISBN 4-09-152691-8
- 2002年7月、ISBN 4-09-152692-6
- 2002年10月、ISBN 4-09-152693-4
- 2002年12月、ISBN 4-09-152694-2
- 『レヴォリューションNo.3』、原作:金城一紀、小学館〈ヤングサンデーコミックス〉全3巻 - ゾンビーズシリーズ第1作。
- 2004年3月、ISBN 4-09-152695-0
- 2004年5月、ISBN 4-09-152696-9
- 2004年8月、ISBN 4-09-152697-7
- 『フライ,ダディ,フライ』原作:金城一紀、小学館〈ヤングサンデーコミックス〉全2巻) - ゾンビーズシリーズ第2作[8]。
- 『愛と青春の成り立ち』小学館〈ビッグコミックス〉、2005年8月、ISBN 4-09-184567-3
- 『SPEED』、原作:金城一紀、小学館〈ヤングサンデーコミックス〉全4巻 - ゾンビーズシリーズ第3作。
- 2006年5月、ISBN 4-09-151084-1
- 2006年9月、ISBN 4-09-151119-8
- 2006年12月、ISBN 4-09-151144-9
- 2007年4月、ISBN 978-4-09-151190-4
- 『GO-ON!』小学館〈ヤングサンデーコミックス〉全4巻
- 2008年4月、ISBN 978-4-09-151322-9
- 2008年7月、ISBN 978-4-09-151364-9
- 2008年11月、ISBN 978-4-09-151398-4
- 2009年3月、ISBN 978-4-09-151425-7
- 『ANRI THE BLOOD』小学館〈ビッグコミックス〉既刊1巻
- 2010年1月29日発売[9]、ISBN 978-4-09-182868-2
- 『ソウルリヴァイヴァー』ヒーローズ〈ヒーローズコミックス〉全6巻(原作・構成・キャラクターデザイン:藤沢とおる、『月刊ヒーローズ』2012年1月号 - 2015年1月号)
- 『短編連愛』、原作:かないふみの、イースト・プレス、2013年7月6日発売[10]、ISBN 978-4-781609492
- 『禁猟六区』ヒーローズ〈ヒーローズコミックス〉全4巻(原作:森橋ビンゴ、『月刊ヒーローズ』2015年10月号〈前編〉・2015年11月号〈後編〉、2016年12月号 - 2018年7月号)
- 『ゼウス -神々の王-』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉全2巻(原作:天王寺大、『週刊漫画ゴラク』8月23・30日合併号[11]〈No.2673〉 - )
- 2020年2月28日発売[12][13]、ISBN 978-4-537-14205-1
- 2020年2月28日発売[12][14]、ISBN 978-4-537-14206-8
- 『依存白書』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉全7巻(『マンガTOP』連載) - 6・7巻は電子書籍のみ。
- 2021年9月17日発売[15]、ISBN 978-4-537-14410-9
- 2022年2月19日発売[16]、ISBN 978-4-537-14468-0
- 2022年7月7日発売[17]、ISBN 978-4-537-14526-7
- 2022年12月19日発売[18]、ISBN 978-4-537-14584-7
- 2023年5月29日発売[19]、ISBN 978-4-537-14652-3
- 2023年9月28日配信[20]
- 2024年3月18日配信[21]
- 『不倫ダイアリー』日本文芸社〈ニチブンコミックス〉既刊1巻(『ゴラクエッグ』2024年4月30日[22] - 連載中)
- 2024年10月29日発売[23][24]、ISBN 978-4-537-14911-1
脚注
[編集]- ^ a b c d 小学館ビッグコミックスピリッツでの『宙舞』に関するインタビュー記事『ナマズの巣16号』参考
- ^ “宙舞 ―そらん― 1”. 小学館コミック. 小学館. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “宙舞 ―そらん― 2”. 小学館コミック. 小学館. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “宙舞 ―そらん― 3”. 小学館コミック. 小学館. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “ニナライカ”. 河出書房新社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “僕の夏は泳げずじまい”. 河出書房新社. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “ヒドく澄んだ瞳”. 河出書房新社. 2021年9月17日閲覧。
- ^ 原作の発表順および漫画化の順は2番目であるが、舞台となっている時期としての順番はこの作品が最初である
- ^ “【1月29日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. ナターシャ (2010年1月29日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “下北沢を舞台にした秋重学の群像劇「短編連愛」が単行本化”. コミックナタリー. ナターシャ (2013年7月7日). 2024年11月3日閲覧。
- ^ “天王寺大×秋重学のタッグで描くクライムサスペンスがゴラクで始動”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年8月9日) 2021年9月17日閲覧。
- ^ a b “謎の女からの依頼は人気政治家の殺害、天王寺大×秋重学「ゼウス」2冊同時発売”. コミックナタリー (ナターシャ). (2020年2月28日) 2021年9月17日閲覧。
- ^ “ゼウス-神々の王- 1 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “ゼウス-神々の王- 2 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 1 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 2 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 3 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 4 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 5 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 6”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ “依存白書 7 (完)”. 株式会社日本文芸社. 2024年11月3日閲覧。
- ^ BETSUGORAKUの2024年4月30日のツイート、2024年10月29日閲覧。
- ^ “毎週木曜日にポニーテールにする理由は…オムニバス「不倫ダイアリー」1巻”. コミックナタリー. ナターシャ (2024年10月29日). 2024年10月29日閲覧。
- ^ “不倫ダイアリー 1 (単行本)”. 株式会社日本文芸社. 2024年10月29日閲覧。
外部リンク
[編集]- 夕焼け電柱少年(本人のブログ)
- 秋重学 (@manabuakishige) - X(旧Twitter)