第133師団 (日本軍)
第133師団 | |
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創設 | 1945年(昭和20年)2月1日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 師団 |
兵種/任務 | 歩兵 |
所在地 | 広西省-浙江省 |
編成地 | 広西省 桂州 |
通称号/略称 | 進撃 |
補充担任 | 熊本師管・熊本師管区 |
最終上級単位 | 第6軍 |
最終位置 | 浙江省 杭州 |
戦歴 | 太平洋戦争 |
第133師団(だいひゃくさんじゅうさんしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。
沿革
[編集]太平洋戦争末期、武漢地区の警備と治安維持を目的として1945年(昭和20年)2月1日軍令陸甲下令により、第131師団・第132師団・第133師団の3個師団の編成が発令された。これら3個師団は、武漢方面に在った部隊から兵力を抽出して設けられた師団である。
師団の編制は、4個独立歩兵大隊から成る歩兵旅団を2個持ち、砲兵を欠いた丙師団である。しかし、これら3個師団には、7月10日付けで師団砲兵隊が設けられた。
第133師団は、満州に転用された第63師団や、後に杭州湾、満州へ転用された第70師団などからの抽出部隊を基幹に桂州地区で編成された。編成後、第6軍の指揮下に入り、第70師団の任務を引き継ぎ、寧波方面の治安警備を担当し、その地で終戦を迎えた。
師団概要
[編集]歴代師団長
[編集]参謀長
[編集]- 樋沢一治 中佐:1945年(昭和20年)3月23日 - 終戦[2]
最終司令部構成
[編集]- 参謀長:樋沢一治大佐
- 参謀:塩川辰己少佐
最終所属部隊
[編集]- 歩兵第99旅団(熊本):城戸寛爾少将
- 独立歩兵第607大隊:中村此君生大尉
- 独立歩兵第608大隊:水崎久雄大尉
- 独立歩兵第609大隊:村木敏行大尉
- 独立歩兵第610大隊:鈴木正司大尉
- 歩兵第100旅団(熊本):羽鳥長四郎少将
- 独立歩兵第611大隊:三浦己之助大佐
- 独立歩兵第612大隊:山下孝雄大尉
- 独立歩兵第613大隊:松井政一少佐
- 独立歩兵第614大隊:早木治文大尉
- 第133師団通信隊:霞堂哲生大尉
- 第133師団工兵隊:高桑利道大尉
- 第133師団輜重隊:砂走孝大尉
- 第133師団兵器勤務隊:横張利春中尉
- 第133師団野戦病院:星野宜士少佐
- 第133師団病馬廠:吉良幸逸大尉
- 第133師団砲兵隊:
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
- 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。
- 『別冊歴史読本 戦記シリーズNo.32 太平洋戦争師団戦史』、新人物往来社、1996年。