第24回日本選手権水泳競技大会
第24回日本選手権水泳競技大会(だい24かいにほんせんしゅけんすいえいきょうぎたいかい)は、1948年8月5日から8月8日まで4日間の日程で明治神宮水泳場を会場に開催された[1]。主催は日本水泳連盟。
概要
[編集]1948年ロンドンオリンピックへの参加を認められなかった日本水泳連盟がオリンピックに対抗するために、オリンピックと同じ日程で日本選手権を開催した。400m自由形と1500m自由形ではロンドンオリンピックの優勝者を上回るタイムで古橋廣之進が優勝した[2]。
大会結果
[編集]男子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
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自由形 | ||||||
100m | 浜口喜博 日本大学 | 59秒4 | 真木昌 日本大学 | 59秒6 | 丸山茂幸 日本大学 | 1分01秒0 |
200m | 浜口喜博 日本大学 | 2分14秒6 | 真木昌 日本大学 | 2分14秒6 | 村山修一 稲泳会 | 2分16秒0 |
400m | 古橋廣之進 日本大学 | 4分33秒4 日本新 | 橋爪四郎 日本大学 | 4分43秒6 | 村山修一 稲泳会 | 4分49秒8 |
1500m | 古橋廣之進 日本大学 | 18分37秒0 世界新 | 橋爪四郎 日本大学 | 18分37秒8 世界新 | 川口義和 駿台 | 19分24秒6 |
背泳ぎ | ||||||
50m | 西野恭正 日本大学 | 31秒6 | 黒佐年明 八幡製鉄所 | 32秒4 | 中野太郎 日本鋳造 | 33秒0 |
100m | 西野恭正 日本大学 | 1分10秒8 | 藤井敬次郎 三水会 | 1分11秒8 | 鷺谷光明 宮城水 | 1分12秒0 |
平泳ぎ | ||||||
100m | 吉永清 三水会 | 1分16秒6 | 藤岡達昴 稲泳会 | 1分16秒8 | 杉山祐二 立教大学 | 1分18秒0 |
200m | 藤垣亮太郎 近水 | 2分49秒6 | 杉山祐二 立教大学 | 2分50秒2 | 宇田久寿秀 日本大学 | 2分50秒4 |
女子
[編集]種目 | 金 | 銀 | 銅 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
自由形 | ||||||
50m | 山下貞子 宇智中学 | 34秒2 | 青木照子 伊東高校 | 35秒2 | 佐々木博子 二葉高校 | 36秒8 |
100m | 山下貞子 日本大学 | 1分18秒4 | 青木照子 日本大学 | 1分20秒0 | 前田たね 日本大学 | 1分23秒0 |
200m | 安部佐和子 日本大学 | 2分53秒4 | 田辺和子 日本大学 | 2分54秒0 | 新子富子 宇智高 | 2分58秒4 |
400m | 安部佐和子 伊東高 | 6分05秒8 | 田辺和子 東京第四 | 6分12秒0 | 森あき子 伊東高 | 6分14秒0 |
背泳ぎ | ||||||
50m | 三浦秀 東京第四 | 40秒0 | 可児令子 松蔭 | 41秒2 | 佐藤喜美子 鴨沂 | 42秒6 |
100m | 三浦秀 東京第四 | 1分27秒2 | 可児令子 松蔭 | 1分30秒8 | 佐藤喜美子 鴨沂 | 1分32秒8 |
平泳ぎ | ||||||
100m | 畳谷良子 武庫川 | 1分33秒6 | 高野博子 京二条 | 1分36秒8 | 大石康子 朱雀 | 1分37秒4 |
200m | 畳谷良子 武庫川 | 3分21秒4 | 大石康子 朱雀 | 3分24秒2 | 大野敦子 東京第四 | 3分28秒6 |
参考文献
[編集]- 日本水泳連盟 『水連四十年史』 1969年、175頁
脚注
[編集]- ^ 日本選手権水泳競技大会競泳競技
- ^ 日本水泳連盟 『水連四十年史』 1969年、163-164頁