脚線美
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脚線美(きゃくせんび、beautiful leg)は、脚部(広義には、下半身全体を想起させうるが、概ね臀部から大腿部、膝を経て脹脛・足首・かかと・足先までを指す)のプロポーション・ライン・骨格や肉の付き方などが美しいこと。しばしば美脚(びきゃく)という語でも表される。女性美の象徴として名高いミロのヴィーナスなどの芸術作品は、あらかじめ計算された比率で足が構成されているという説がある。多くは、女性の脚部に対して用いられる褒め言葉だが、安易に漠然と多用される傾向が強い。
一般に、「(何者かの)足(= 脚)」をチャームポイントとする際に褒め言葉として用いられる、典型的な肯定的形容表現であり、その客観的・普遍的な基準などは、原理的には存在しない。ただ、通俗的には「細い足」「引き締まった足首」などを、「美しさ」の具体的基準とする言説がまま見られるが、これらも全て主観的な評価にすぎない。例えば、下位概念として「カモシカのような脚」(引き締まった筋肉質の脚の美しさを表現)、「筋肉美脚」(女性でありながらも、よく発達している筋肉の美しさを強調し、その力強さや躍動感、あるいはいわゆる「女性らしさ」とのギャップ自体を魅力として評価した表現)といった言葉を位置付けることが出来る。
脚線美の種類
[編集]ほっそり美脚
[編集]すらっとした細くて長い脚に対して言われる。筋肉や皮下脂肪は少なく、ラインは直線的である。一般に「美脚」といわれる場合はこちらを指している [1]。
ファッションの進歩により、衣服をかっこよく着こなすことが女性にとって重要なステータスになり、長身の外国人ファッションモデルのようなすらっとして細い、全身に対して長い脚が憧れになった。美脚の基準として、長さ・細さ・骨格の美しさが重要視される。
むっちり美脚
[編集]適度な太さがあり、整った筋肉や脂肪の付き方をしている脚に対して言われる。ラインは曲線的であり、美脚の基準として、長さ・ラインのメリハリや美しさが重要視される。こちらは女性が憧れるものというより、女性の脚のラインや肉付きに性的な魅力や美しさを感じる男性目線の基準であることが多い。太さ・パーツのバランスなど美の基準は人それぞれである。
脚注
[編集]関連項目
[編集]- 脚フェティシズム
- 脚線美の誘惑
- マレーネ・ディートリヒ - (「100万ドルの脚線美」と言われた)
- クラリーノ美脚大賞 - 健康的な美脚を持つ女性を称える日本の賞