船越資晶
船越 資晶(ふなこし もとあき、1971年[1] - )は、日本の法学者。京都大学教授。専門は法社会学。
人物
[編集]主要研究テーマは批判法学を中心とした法社会理論[2]。ハーバード・ロー・スクールに2度留学し、アメリカの批判法学論者ダンカン・ケネディに師事[3]。主著『批判法学の構図―ダンカン・ケネディのアイロニカル・リベラル・リーガリズム』(勁草書房,2011年)は第10回天野和夫賞(立命館大学,2012年)を受賞した[4]。
略歴
[編集]著作
[編集]- 『批判法学の構図―ダンカン・ケネディのアイロニカル・リベラル・リーガリズム』(勁草書房,2011年)[2]
論文
[編集]- 「法的思考におけるポストモダンの条件―ダンカン・ケネディのウェーバー論を手がかりに」(『法学論叢』163巻4号1-42頁,京都大学法学会,2008年)[2]
- “Taking Duncan Kennedy Seriously: Ironical Liberal Legalism,”231-287頁(15 WIDENER LAW REVIEW,2009年)[2]
- 「初期アンガーの再活用―「法の支配」の歴史社会学」(『法学論叢』172巻4・5・6号331-354頁,2013年)[2]