范陽邁1世

 范陽邁1世
チャンパ王
在位 420年 - 425年?

死去 425年?
王朝 第3王朝
父親 バドラヴァルマン1世
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范陽邁1世(はんようまい1せい、ベトナム語: Phạm Dương Mại I, 生年不詳 - 425年?)は、チャンパ王国林邑国中国語版)第3王朝の初代国王(在位:420年 - 425年?[1])。

よく民心を掴み、自らが見た夢で国の吉兆を占ったという。

生涯

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水経注』が引く『江東旧事』ではバドラヴァルマン1世の子[1]、『梁書』『南史』では范諸農中国語版の子とする。范陽邁が母の胎内にいた頃、母はある人が陽邁金(最上の金)でできた席を用意していたのを夢に見た。母が子供と共にその席に落ちたところ、まばゆい金色の光が溢れ出したことから、産まれた子に「陽邁」と名づけたという。

420年に即位。翌421年南朝に遣使し[2]武帝より林邑王に封じられた。424年に宋の日南郡九徳郡に侵攻したが、交州刺史の杜弘文(杜慧度の長男)に撃退された。

出典

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  1. ^ a b Sharma, p. 107
  2. ^ Cœdès, p. 57

参考資料

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  • George Cœdès (May 1, 1968). The Indianized States of South-East Asia. University of Hawaii Press. ISBN 978-0824803681 
  • Geetesh Sharma (2010). Traces of Indian Culture in Vietnam. Rajkamal Prakashan. ISBN 978-8190540148 
  • 宋書』巻九十七 列伝第五十七 夷蛮
  • 南斉書』巻五十八 列伝第三十九 林邑国
  • 梁書』巻五十四 列伝第四十八 林邑国
  • 南史』巻七十八 列伝第六十八 林邑国
  • 水経注』巻三十六 鬱水
  • 冊府元亀』巻九百六十三 封冊第一
  • 『冊府元亀』巻九百六十八 朝貢第一
先代
范文敵
チャンパ王
第3王朝初代:
420年 - 425年?
次代
范陽邁2世