荒川街道

秋田県道12号標識

荒川街道(あらかわかいどう)は、秋田県仙北郡美郷町と 同県横手市を結ぶ街道。路線は1972年(昭和47年)に秋田県道12号花巻大曲線の一部として認定された。

概要

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藩政時代、久保田藩領の仙北郡から南部藩和賀郡へは善知鳥越が利用され、番所が置かれていたが、「仙屋村の内椌村 から国見峠 南部領 太田村江出ル 難所馬足不立」 といわれていた。

明治16年(1883年)、元仙北郡六郷町長 畠山久左衛門が私費二千円余を投じ、六郷町荒川から潟尻を経て笹峠までを開削した事により、岩手県地方との往来が可能となり、馬の背による米の移出をはじめ湯治客が利用した。

参考資料

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  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 5 秋田県』角川書店、1980年。ISBN 4-04-001050-7 

関連項目

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