荘司としお

荘司 としお(しょうじ としお、1941年1月25日 - )は、日本漫画家

略歴

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長崎県出身。 中学生の頃から漫画を描き始める。中学卒業後、昼は炭坑で働き、夜に漫画を描く生活を送る。

1960年、集英社の『おもしろブック』主催の漫画コンテストで『怪傑白マント』が佳作入選。その後上京し、貝塚ひろしアシスタントをしながら投稿を始める。1962年頃から漫画家として活動。代表作『サイクル野郎』が1971年から1979年まで『少年キング』で長期連載され、片山右京も愛読者であった[1]

2019年現在、引退状態である[2]

主な作品

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特攻隊員の警察官を父にもつ中学生の少年を主人公とした作品。父の正義感による行動が原因で転勤(漁村、利根川上流の山村、北海道)を繰り返すことになる。
日本国有鉄道の旅行キャンペーン「いい旅チャレンジ20,000km」で鉄道旅行をする少年を主人公とした作品。キヨスクの子会社弘済出版社(当時)から発行された一種のキャンペーン漫画だが、題材的には『サイクル野郎』と共通項が多い。
  • ライダーJ(ジュン)
バイク雑誌に連載された「バイクで日本一周ツーリング」の物語。『サイクル野郎』『チャレンジ君』に続く「日本一周旅マンガ」である。
ボーイスカウトのスキル(手旗信号や地図読み、ハイキングなど)を分かりやすく漫画で解説。

師匠

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アシスタント

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関連書籍

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  • いきなり最終回 PART1(1990年 JICC出版局) - 『夕やけ番長』の最終回を掲載。荘司のコメントもあり。

脚注

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  1. ^ 【自転車】片山右京「僕が自転車にハマッたある人との出会い」|遥かなるツール・ド・フランス ~片山右京とTeamUKYOの挑戦~|集英社のスポーツ総合雑誌 スポルティーバ 公式サイト web Sportiva
  2. ^ 逃亡「◯◯容疑者」が山口県周南市で逮捕、漫画「サイクル野郎」との驚くべき共通点 デイリー新潮 2018年10月1日
  3. ^ ちかいのA 検索結果 12 件”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 国立国会図書館. 2024年5月12日閲覧。
  4. ^ ぼくら 15(8) | NDLサーチ | 国立国会図書館”. 国立国会図書館サーチ(NDLサーチ). 2024年7月31日閲覧。

外部リンク

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