薬師寺保栄 対 辰吉丈一郎戦
開催日 | 1994年12月4日 | |
認定王座 | WBC世界バンタム級王座統一戦 | |
会場 | 名古屋市総合体育館レインボーホール | |
観衆 | 9,800人 | |
放送局 | 中部日本放送製作TBS系列 | |
実況・解説 | 塩見啓一(実況) 具志堅用高(解説) 井岡弘樹(ゲスト解説) | |
視聴率 | 関東39.4%、関西43.8%、東海52.2%(平均) | |
主催 | 松田ボクシングジム | |
| ||
薬師寺保栄 対 辰吉丈一郎 | ||
浪速のジョー | ||
比較データ | ||
---|---|---|
26 | 年齢 | 24 |
大分県津久見市 | 出身地 | 岡山県倉敷市 |
22勝(16KO)2敗1分 | 戦績 | 10勝(8KO)1敗1分 |
171.7cm | 身長 | 164cm |
168.2cm | リーチ | 178cm |
右ボクサー | 特徴 | 右ボクサーファイター |
マック・クリハラ | 指導者 | 大久保淳一 島田信行 |
WBC世界バンタム級王者 | 評価 | WBC世界バンタム級暫定王者 |
| ||
結果 | 薬師寺の判定勝ち(2-0) | |
主審 | リチャード・スティール(アメリカ) | |
副審 | カロール・カステラノ(アメリカ) 浦谷信彰(日本) 森田健(日本) |
薬師寺保栄 対 辰吉丈一郎戦(やくしじやすえい たい たつよしじょういちろうせん)は、1994年12月4日に日本の愛知県名古屋市南区の名古屋市総合体育館レインボーホールで行われたプロボクシングWBC世界バンタム級王座統一戦である[1]。
解説
[編集]ボクシング史上初の日本人同士による世界王座統一戦であり、日本中から大きな注目を集めた。事前に興行権入札が実施され、薬師寺陣営が落札した。両者で繰り広げられた激しい舌戦と1億7000万円とも言われた破格のファイトマネーも話題になった[2]。
入札に至った背景には両陣営のテレビ放映権がネックとなり興行権がまとまらなかったことにある。薬師寺陣営はTBS系列の中部日本放送、辰吉陣営は日本テレビ系列のよみうりテレビがそれぞれ放映権を持ち、開催地も薬師寺陣営は名古屋、辰吉陣営は大阪または東京、それぞれ主張し、どちらも譲らなかったためである。入札には両陣営に加え、世界的プロモーターのドン・キングも参加したことも大きな驚きとなった[3]。
試合は中部日本放送製作TBS系列で生中継され[注釈 1]、視聴率は関東地区39.4%、関西地区43.8%、東海地区52.2%を記録した。ラジオも中部日本放送製作JRN16局ネットで生中継された。
この節の加筆が望まれています。 |
テレビ中継出演者
[編集]- 司会
- ゲスト
- 実況
- 塩見啓一(CBCアナウンサー)
- 解説
- リポーター
脚注
[編集]注釈
- ^ 「THE・プレゼンター」扱いはされない。
出典
- ^ “薬師寺保栄、天下統一 辰吉にド突き勝つ”. 日刊スポーツ. (1994年12月5日) 2022年9月26日閲覧。
- ^ “平成6年 薬師寺保栄と辰吉丈一郎が日本人同士の王座統一戦 【平成スポーツハイライト】”. SPAIA. (2018年12月18日) 2022年9月26日閲覧。
- ^ “1994年12月4日、薬師寺保栄VS辰吉丈一郎 「世紀の一戦」実現の背景は...”. J-CASTニュース. (2020年5月31日) 2022年7月9日閲覧。