藤原義久
藤原 義久(ふじはら よしひさ、1939年1月 - )は、日本の作曲家。山形大学名誉教授。
経歴
[編集]- 東京都出身。学習院初等科、学習院中・高等科を経て[1]、1962年に東京藝術大学音楽学部作曲科を卒業後、パリ国立高等音楽院で作曲を学ぶ。
- 学習院中・高等科教諭、山形大学教育学部教授、学習院大学文学部哲学科非常勤講師、聖霊女子短期大学非常勤講師、東北芸術工科大学非常勤講師、東京音楽大学非常勤講師を歴任。現在、山形大学名誉教授。
作品
[編集]- メッゾ・ソプラノ独唱、女声合唱、ピアノ(あるいは弦楽合奏・ピアノ・オルガン・打楽器)、語り手のための「マリア観音」
- オペラ「紅の石」
- カンタータ「いのちの樹」
- ヴァイオリンの為の「シャコンヌ」
- 室内楽の為の「プロアルテの餐宴」
- 天台寺門宗総本山園城寺声明による男声合唱「法華懺法」
- 男声合唱のための「四つの祈りの歌」
- ソプラノ独唱、男声合唱、フルート、マリンバの為の『虫めづる姫君』(『堤中納言物語より』)
- 男声合唱のためのアリオーソ『冬の樹』
- 合唱オペラ「ピエトロの息子」
- 女声合唱とピアノと鐘の為の「弔鐘が鳴って・・・」
- 声とピアノの為の語り「奥の細道《夏・・・もがみ川》」
- カンタータ「別れの時に〜雨あがりの夜のレクイエム〜」
- 男声合唱・オーボエ・ピアノと語りとの為の「昔、ピエロの歌を・・・」
- (編曲)四手のピアノ連弾と小管弦楽の為の「小組曲」(ドビュッシー)
著書
[編集]- アードリアーンの音楽――ヨーロッパ芸術音楽の終焉(芸立出版)
- ヨーロッパ芸術音楽の終焉 アードリアーンの音楽(彩流社、2018)※『アードリアーンの音楽』の増補新版
脚注
[編集]- ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “藤原義久|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2023年3月19日閲覧。