藤原誠子
藤原 誠子(ふじわら の ともこ、? - 応永32年12月9日(1426年1月17日)は、室町時代前期の女性。室町幕府第3代将軍・足利義満の側室。
生涯
[編集]出自は不明。初め足利義満の同母弟である足利満詮の正室となり、その間に地蔵院持円が生まれた。しかし後に足利義満の手がついて側室となり、その間の応永13年(1406年)に梶井義承が生まれている。応永32年(1425年)12月9日に死去[1]。死後、従三位を贈られた[2]。なお誠子の名は死後の贈位により授かったものである。墓所は義満の生母紀良子の塔所である嵯峨洪恩院[2]。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 臼井信義『足利義満』(新装)吉川弘文館〈人物叢書〉、1989年。ISBN 4-642-05150-3。