西村誠芳
西村 誠芳(にしむら のぶよし、1963年2月18日 - )は、日本のゲームクリエイター、元アニメーター。アニメーター時代にはスタジオダブに所属していた。
1980年代にはサンライズ作品に頻繁に参加。元アニメアールの逢坂浩司と仕事を共にすることが多く、またダブ繋がりでは佐久間信一や榎本勝紀との関連が多かった。
1990年代には『平成ガンダム4部作』の作画の支柱となり、過酷なスケジュールの中で後のガンダムの礎を築いた。特に『新機動戦記ガンダムW』や『機動新世紀ガンダムX』ではほぼ全話の作画監督を務め、『ガンダムX』ではキャラクターデザインも担当。自身の代表作となった。
後にアニメーター業を引退し、コナミコンピュータエンタテインメントジャパン → コナミデジタルエンタテインメントにてCG制作に携わっている。
参加作品
[編集]テレビアニメ
[編集]- 超攻速ガルビオン 1984年(動画)
- 忍者戦士飛影 1985年 - 1986年(原画)
- 機動戦士ガンダムΖΖ 1986年 - 1987年(原画) - スタジオダブ表記
- 蒼き流星SPTレイズナー 1987年 - 1988年(原画)
- ミスター味っ子 1987年 - 1989年(原画)
- きまぐれオレンジ☆ロード 1987年 - 1988年(動画)
- シティーハンターシリーズ 1987年 - 1991年、1997年(原画)
- シティーハンター
- シティーハンター2
- シティーハンター'91
- グッド・バイ・マイ・スイート・ハート
- 機動警察パトレイバー 1988年 - 1989年(作画監督、原画)
- 機甲警察メタルジャック 1991年(原画)
- 絶対無敵ライジンオー 1991年 - 1992年(OP・ED作画、作画監督、原画)
- ママは小学4年生 1992年(作画監督、OP原画)
- 元気爆発ガンバルガー 1992年 - 1993年(作画監督・原画)
- 熱血最強ゴウザウラー 1993年 - 1994年(作画監督)
- 平成ガンダム4部作
- 機動戦士Vガンダム 1993年 - 1994年(作画監督)
- 機動武闘伝Gガンダム 1994年 - 1995年(作画監督)
- 新機動戦記ガンダムW 1995年 - 1996年(作画監督)
- 機動新世紀ガンダムX 1996年(キャラクターデザイン、作画監督)
- 覇王大系リューナイト 1994年 - 1995年(作画監督)
- 勇者王ガオガイガー 1997年 - 1998年(原画)
- 七つの魔剣が支配する 2023年(OPアクション作画監督)
劇場アニメ
[編集]- シティーハンター 愛と宿命のマグナム 1989年(原画)
- 機動戦士SDガンダムの逆襲・SD戦国伝
暴終空城 の章 1989年(キャラクターデザイン、作画監督) - シティーハンター 百万ドルの陰謀 1990年(原画)
- 機動戦士ガンダムF91 1991年(原画)
OVA
[編集]- DEAD HEAT 1987年(原画)
- 装甲騎兵ボトムズシリーズ 1986年、1988年(原画)
- ビッグバトル
- レッドショルダードキュメント 野望のルーツ
- 機甲界ガリアン 鉄の紋章 1986年(原画)
- 機甲猟兵メロウリンク 1988年 - 1989年(原画、メカ作監) - メカ作監ではスタジオダブ表記
- クラッシャージョウ(原画)
- 氷結監獄の罠 1989年
- 最終兵器アッシュ 1989年
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY 1990年(原画)
- 覇王大系リューナイト・アデューレジェンド 1994年 - 1995年(作画監督)
ゲーム
[編集]- METAL GEAR SOLID(モーション[1])
- ZONE OF THE ENDERS Z.O.E(2001年)
- ANUBIS ZONE OF THE ENDERS(2003年)
- ボクらの太陽(2003年)
- 続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ(2004年)
- 新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ(2005年)
- ボクらの太陽 Django&Sabata(2006年)
関連項目
[編集]- きかせられないラジオ - 番組キャラクター「きかラジたん」のデザインを担当
脚注
[編集]- ^ @NISHINOBの2017年12月5日のツイート、2017年12月5日閲覧。
外部リンク
[編集]- 西村誠芳 (@NISHINOB) - X(旧Twitter)
- 西村誠芳 - pixiv