西部軍管区 (日本軍)

西部軍管区(せいぶぐんかんく)は、1940年から1945年まであった大日本帝国陸軍軍管区の一つである。

概要

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西部軍管区とは西部軍の管轄区域であり、中国四国九州地方を管轄区域とする西部軍司令部が、軍管区内の軍隊を指揮・統率した。

西部軍は1945年(昭和20年)2月1日第16方面軍の編成により廃止され、その後は第16方面軍司令部が西部軍管区司令部を兼ね九州地方[1]軍政を統括した。

西部軍管区司令部の人事

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司令官
  • (兼)横山勇 中将:1945年2月1日 - (第16方面軍司令官)
  • 西原貫治 中将:1945年10月13日 - 11月30日
参謀長
  • (兼)芳仲和太郎 中将:1945年2月1日 - (第16方面軍参謀長)
  • (兼)稲田正純 中将:1945年5月3日 - (第16方面軍参謀長)
参謀副長
  • (兼)福島久作 大佐:1945年2月1日 - (第16方面軍参謀副長)
  • 友森清晴 大佐:1945年6月1日 -
  • 江湖要一 少将:1945年9月10日 - 11月12日
経理部長
  • (兼)谷端直 主計少将:1945年1月29日 - (第16方面軍経理部長)[2]

脚注

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  1. ^ 中国・四国地方には、1945年(昭和20年)6月12日中国軍管区司令部と四国軍管区司令部が設けられた。
  2. ^ 第22号 昭和20年1月30日 陸軍異動通報」 アジア歴史資料センター Ref.C12120932500 

関連項目

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