誰かが私にキスをした
誰かが私にキスをした | |
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Memoirs of a Teenage Amnesiac | |
監督 | ハンス・カノーザ |
脚本 | ガブリエル・ゼヴィン |
原作 | ガブリエル・ゼヴィン |
出演者 | 堀北真希 松山ケンイチ 手越祐也 アントン・イェルチン 桐島かれん エマ・ロバーツ 桐谷美玲 清水美沙 渡部篤郎 |
主題歌 | Kylee「キミがいるから」 |
撮影 | ジャロン・プレサント |
編集 | ハンス・カノーザ フィリス・ハウゼン |
配給 | 東映 |
公開 | 2010年3月27日 |
上映時間 | 124分 |
製作国 | 日本 アメリカ合衆国 |
言語 | 日本語 英語 |
『誰かが私にキスをした』(Memoirs of a Teenage Amnesiac)は、ハンス・カノーザ監督、堀北真希・松山ケンイチ主演、2008年制作、2010年公開の日本映画である。
概要
[編集]2008年11月24日に、堀北真希・松山ケンイチを主演に、日米の俳優・スタッフで製作する映画の製作発表が行われた。監督は、アメリカで活躍するハンス・カノーザ。原作はカノーザ監督作品の脚本を手掛けてきた、ガブリエル・ゼヴィンの小説『失くした記憶の物語』 Memoirs of a Teenage Amnesiac (2007) 。製作発表時の邦題は『ナクシタキオク』であった。クランクインは2008年11月26日、クランクアップは2009年1月初旬。
本来は、アメリカで製作・撮影する予定であったが、「日本を舞台にし、文化のぶつかり合いも絡んだ深みのある物語になって面白くなる」という監督の考えで、日本の映画会社に企画を持ち込んだことで制作が開始された。原作のハイスクールから東京のアメリカンスクールに設定変更し、スタッフ以外はすべて日本仕様で撮影が行われた。そのため、本編の約5割が英語による会話になった。
製作発表から長らく公開時期が未定であったが、2010年3月の公開が正式に決定したことを2009年10月11日に発表した。それと同時に邦題が『ナクシタキオク』から『誰かが私にキスをした』に変更されたことも発表された。
全国247スクリーンで公開され、2010年3月27-28日初日2日間で動員3万8,598人、興収4,890万9,800円になり映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第10位となった[1]。
あらすじ
[編集]東京のアメリカンスクールに通う、ごく普通の高校生・ナオミ。だが恋をした次の日、彼女は過去4年間の記憶を失ってしまう。やがて自分自身を見つけ出し、記憶を取り戻したナオミは、本当の自分、本当に愛しているものを探していく。
キャスト
[編集]- ナオミ - 堀北真希
- ユウジ - 松山ケンイチ
- ミライ - 手越祐也
- エース - アントン・イェルチン
- Alice Leeds - エマ・ロバーツ
- Winnie - Kylee
- ユミ - 桐谷美玲
- ミライの母 - 清水美沙: アメリカンスクールの教師。
- リサ - 桐島かれん: ナオミの父の恋人。
- ナオミの父 - 渡部篤郎: 男手一つでナオミを育てて来た。
スタッフ
[編集]- 監督 - ハンス・カノーザ
- 原作・脚本 - ガブリエル・ゼヴィン
- 製作者 - 遠藤茂之、北川直樹、木下直哉、堀義貴、鳥嶋和彦、篠田芳彦
- プロデューサー - ウェンディ・リーズ、 片岡公生、クエイシー・コリソン、原田典久、ハンス・カノーザ、杉山剛、高橋雅奈
- コー・プロデューサー - アッシュ温井
- ライン・プロデューサー - 姫田伸也
- アソシエイトプロデューサー - 栗生一馬、ジュン・サンダース
- 脚本協力 - 永津愛子
- 撮影 - ジャロン・プレサント
- 照明 - 和田雄二
- 美術 - 金田克美
- 衣装 - 小川久美子
- ヘアメイク - 川野由佳里
- 録音 - 岩丸恒
- スクリプト・スーパーバイザー - ジョイ・ナカガワ
- 助監督 - 井上隆
- 制作担当 - 雲井成和
- プロダクション・コーディネート - 坂井清子
- 通訳 - 大倉美子
- 通訳 / 現場通訳 - 石丸由記
- セカンドユニットディレクター - マイケル・サンダース
- 監督助手 - 甲斐聖太郎、國松秀雄
- Bカメ撮影 - ヒロオ・タカオカ
- 特機 - 実原康之
- キャスティングマネージャー - 齋木惠子
- キャスティングアシスタント - 安住啓太郎
- 制作主任 - 土田守洋、三浦吉弘
- 制作進行 - 須佐美大誠
- 製作デスク - 古賀華江、横山ふみ
- アシスタントプロデューサー - 伊集院文嗣
- 製作協力 - 葵プロモーション、シネカノン
- 製作委員会 - 東映、木下工務店、ヒューマントラスト、東映ビデオ、ハピネット、集英社、ホリプロ、ADK、ADKアーツ、アイディアバンク&クリエイション、ソニー・ミュージックエンタテインメント
- 配給 - 東映
脚注
[編集]- ^ “『ドラえもん』『プリキュア』が1位、2位独占!大人も熱狂しているのが強さの秘密!?【映画週末興行成績】”. MSNエンタメ. (2010年3月30日) 2010年3月30日閲覧。