貞雪
貞雪(さだゆき、生没年不詳)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師。
来歴
[編集]歌川貞升の門人、大坂の人。貞雪と称し天保10年(1839年)とその翌年に役者絵を残している。
作品
[編集]- 「石川屋真砂路・中村富十郎」 大判錦絵 ボストン美術館所蔵 ※天保10年正月、大坂角の芝居『けいせい浜砂子』より
- 「法界坊霊魂・中村芝翫」 大判錦絵 ボストン美術館所蔵 ※天保11年8月、大坂中の芝居『隅田川続俤』より
参考文献
[編集]- 井上和雄編 『浮世絵師伝』 渡辺版画店、1931年 ※国立国会図書館デジタルコレクションに本文あり[1]。
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※45頁