転移酵素

転移酵素(てんいこうそ、: transferase)とは、EC第2群に分類される酵素で、一方の基質から他方の基質へと原子団〈転移基〉を移動させる反応を触媒する酵素である。トランスフェラーゼとも呼ぶ[1]

概要

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転移酵素は転移基の種類により、大きく8つに分類される[2]

  1. メチル基・カルボキシル基転移酵素 - メチルトランスフェラーゼ・カルボキシルトランスフェラーゼ
  2. アルデヒド基・ケト基転移酵素 - トランスアルドラーゼ
  3. アシル基転移酵素 - アシルトランスフェラーゼ
  4. グリコシル基転移酵素 - グリコシルトランスフェラーゼ
  5. アルキル基転移酵素
  6. アミノ基転移酵素 - アミノトランスフェラーゼ
  7. リン酸基転移酵素 - ホスホトランスフェラーゼ
  8. 硫黄基転移酵素 - スルホトランスフェラーゼ

EC.2.-(転移酵素)

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EC.2.1.-(一炭素基を転移させる)

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EC.2.1.1.-(メチルトランスフェラーゼ)

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EC.2.1.2.-(ヒドロキシメチル基とホルミル基トランスフェラーゼ)

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EC.2.1.3.-(カルボキシル基とカルバモイル基トランスフェラーゼ)

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EC.2.1.4.-(アミジノトランスフェラーゼ)

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EC.2.2.-(アルデヒドまたはケトンを移すもの)

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EC.2.2.1.-(トランスケトラーゼおよびトランスアルドラーゼ)

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EC.2.3.-(アシルトランスフェラーゼ)

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EC.2.3.1.-(アミノアシル基以外のアシル基を移すもの)

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EC.2.3.2.-(アミノアシルトランスフェラーゼ)

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EC.2.3.3.-(アシル基をアルキル基へ転移し変換するもの)

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EC.2.4.-(グリコシルトランスフェラーゼ)

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EC.2.4.1.-(ヘキソシルトランスフェラーゼ)

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EC.2.4.2.-(ペントシルトランスフェラーゼ)

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