取り持ち女
取り持ち女(とりもちおんな)は、売春婦と客との仲介をする女性、女性のポン引き、俗に言う遣り手婆(やりてばばあ)を意味する[1]。
絵画作品
[編集]取り持ち女が描かれるような売春宿などの情景は風俗画のジャンルのひとつであるが、『取り持ち女』と呼ばれる絵画には以下のように名画とされる作品がある。
- 『取り持ち女 (ディルク・ファン・バビューレンの絵画)』 - オランダ人画家ディルク・ファン・バビューレン、あるいはその工房が描いた絵画
- 『取り持ち女 (フェルメールの絵画)』 - オランダ人画家ヨハネス・フェルメールが描いた絵画
ほかにも、ドイツ人画家ハンス・フォン・アーヘン の『取り持ち女(Matchmaking scene)』や、オランダ人画家ヘラルト・ファン・ホントホルスト の『取り持ち女(The Matchmaker)』などが有名である。