郡上八幡旧庁舎記念館
郡上八幡旧庁舎記念館 | |
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情報 | |
用途 | 観光案内所 |
旧用途 | 八幡町役場 |
設計者 | 野村建築事務所[1] |
施工 | 水谷藤兵衛[1] |
事業主体 | 郡上市 |
構造形式 | 木造[1] |
延床面積 | 797[1] m² |
階数 | 2階建[1] |
竣工 | 1936年(昭和11年)[1] |
所在地 | 岐阜県郡上市八幡町島谷520-1 |
座標 | 北緯35度44分59.5秒 東経136度57分33.3秒 / 北緯35.749861度 東経136.959250度座標: 北緯35度44分59.5秒 東経136度57分33.3秒 / 北緯35.749861度 東経136.959250度 |
文化財 | 登録有形文化財 |
指定・登録等日 | 1998年9月2日[1] |
郡上八幡旧庁舎記念館(ぐじょうはちまんきゅうちょうしゃきねんかん)は、岐阜県郡上市にある建築物(近代建築)。
概要
[編集]1936年(昭和11年)に郡上郡八幡町役場として竣工し、1994年(平成6年)まで現役の町役場として使用された後、現在は郡上市の観光案内所として使用されている。国の登録有形文化財。文化財登録名称は旧八幡町役場庁舎(きゅうはちまんちょうやくばちょうしゃ)[1]。
歴史
[編集]1882年(明治15年)にはこの場所に製糸業の開祥社が開業したが、1922年(大正11年)には郡上郡八幡町役場の旧庁舎が建てられた。1936年(昭和11年)には同一敷地内に洋風建築の八幡町役場新庁舎が竣工した。1階が八幡町の政執務関係に、2階が八幡町の議会関係に使用されていた[1]。
1994年(平成6年)まで八幡町役場本庁舎として使用され、同年に八幡町役場が新築移転した。1998年(平成10年)9月2日には登録有形文化財に登録された[1]。八幡町は旧庁舎を保存することを決定し、1998年(平成10年)9月から改修整備にとりかかると、1999年(平成11年)7月10日に観光案内所の郡上八幡旧庁舎記念館が開館した[2]。なお、館名は公募によるものである[2]。合併後は郡上市の観光案内所となっている。
建築
[編集]郡上八幡市街地のほぼ中心に位置し[3]、吉田川にかかる新橋の左岸(南側)に位置する。建物前の広場は郡上八幡のシンボル的空間であり、郡上踊りの中心的な場所となっている[2]。
正面と南側の2か所に玄関ポーチが配されている[3]。屋根の小屋組には当時の最新技術であったトラス工法が用いられている[3]。
- 八幡町長を務めた仲上忠平の銅像
施設
[編集]- 1階
- 観光案内カウンター
- お土産販売コーナー
- 軽食コーナー(旧庁舎食堂)
- 無料休憩所(吉田川サロン)
- 2階
- かわさきホール(大会議室)
- 会議室
交通アクセス
[編集]脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 郡上八幡旧庁舎記念館
- 旧八幡町役場庁舎 - 国指定文化財等データベース(文化庁)