金井昭雄
金井 昭雄(かない あきお 1942年〈昭和17年〉10月9日 - )は、日本の実業家、眼鏡技術者。
富士メガネ会長・社長兼任、日本眼鏡技術者協会副会長、ワールドオプチカルフェア理事、アジア太平洋オプトメトリー会議理事。カリフォルニア州オプトメトリスト(O.D.)。父は富士メガネ創業者の金井武雄。樺太豊原市生まれ。
略歴
[編集]樺太豊原市生まれ。終戦時に北海道に引き上げる。北海道札幌南高等学校を経て、早稲田大学商学部卒業。1966年、アメリカ留学。留学中に視力と視機能補正を学ぶ。1972年、サザン・カリフォルニア・カレッジ・オブ・オプトメトリー(Southern California College of Optometry)より博士号取得。カリフォルニア州のオプトメトリー営業ライセンス所得。
1973年、日本に帰国し、富士メガネ入社。同社大手町ビル店店長。1980年、富士メガネ専務。1995年から1997年までWorld Council of Optometry理事。1996年、富士メガネ社長、日本眼鏡技術者協会に入会。2001年、WOF入会。2003年4月、アジア太平洋オプトメトリー会議)APCO入会。2006年4月、社長退任、富士メガネ会長に就任。
2006年10月2日、1983年から行ってきた難民へのメガネ寄贈活動が評価され、国連難民高等弁務官から「ナンセン難民賞」を日本人初受賞。
2007年4月、富士メガネ会長・社長を兼任。
栄典
[編集]- 1983年 - 国連難民高等弁務官事務所ナンセン難民賞
- 2009年4月 - 緑綬褒章受章
- 2012年 - 渋沢栄一賞受賞