金柄夏
金 柄夏[要出典](キム・ビョンファ、ロシア語: Ким Пен Хва、朝鮮語: 김병화[1]、1905年8月6日 - 1974年5月7日)は、ソ連の軍人、政治家。
生涯
[編集]1905年8月6日、沿海地方の高麗人の父母のもとに生まれた。 その後、抗日パルチザン運動などに参加し、1927年に赤軍に入隊した。
1937年、高麗人の大量強制移住が始まった頃、朝鮮人の民族主義組織に参加した容疑で軍を離れ、家族とともにウズベク・ソビエト社会主義共和国に移住した。
1940年、タシュケントにあるコルホーズの管理者に選ばれ、34年間務めた。 このほか、ウズベク・ソビエト社会主義共和国の要職に就き、1948年と1951年にそれぞれ社会主義労働英雄を叙勲された。
1974年5月7日、タシュケントにて69歳で死去した。同地にはキム・ビョンファ博物館があり、敷地内にはキム・ビョンファの銅像が設置されている。
参考文献
[編集]- 鄭大聲『朝鮮半島の食と酒 : 儒教文化が育んだ民族の伝統』中央公論社〈中公新書〉、1998年。ISBN 412101443X。国立国会図書館書誌ID:000002735066 。
脚注
[編集]- ^ 李眞恵「<書評>キム ギュンテ・カン ヒョンテ. 『ウズベキスタン・コリョ・サラムの移住と生活』ソウル : グルヌリム, 2015年, 284 p. (김균태, 강현모. 『우즈베키스탄 고려인의 이주와 삶』서울 : 글누림, 2015, 284p.)」『アジア・アフリカ地域研究』第17-1号、京都 : 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科、2017年、106-109頁、hdl:2433/231266、ISSN 13462466。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- Благотворительный Фонд имени Ким Пен Хва - キム・ビョンファ慈善財団