長崎電気軌道5000形電車
長崎電気軌道5000形電車 | |
---|---|
長崎電気軌道5001号 | |
基本情報 | |
製造所 | アルナ車両 |
主要諸元 | |
軌間 | 1,435 mm |
電気方式 | 直流 600 V |
最高運転速度 | 40 km/h |
起動加速度 | 3.0 km/h/s |
減速度(常用) | 4.6 km/h/s |
減速度(非常) | 5.0 km/h/s |
車両定員 | 73(27)人 |
車両重量 | 22t |
全長 | 16,300 mm |
全幅 | 2,300 mm |
全高 | 3,740*1 mm |
車体高 | 3,260[3] mm |
台車 | ボルスタレス台車 住友金属工業製 SS10[1][2] |
主電動機 | 東洋電機製造製 かご形三相誘導電動機 TDK6407-A1[1] |
主電動機出力 | 85kW×2 |
駆動方式 | 車体装架カルダン駆動方式 |
制御装置 | 東芝製 C-PCU装置*2 SVF087-B0 |
制動装置 | 電気指令式空気ブレーキ、回生・発電ブレーキ、保安ブレーキ |
保安装置 | デッドマン装置 |
備考 | *1 パンタグラフ折りたたみ高さ *2 IGBT-VVVFインバータ・静止形インバータ一体型 |
長崎電気軌道5000形電車(ながさきでんききどう5000がたでんしゃ)は、2011年(平成23年)より製造されている長崎電気軌道の路面電車である。
概要
[編集]3000形に続く2形式目の超低床電車として登場した。アルナ車両が開発したリトルダンサーのUaタイプ[4]で、両端のA車とB車に台車を1台ずつ設置し、中間のC車をフローティング車体とした3車体2台車の構造となっている[5]。全長は3000形より1.2メートル長い16.3メートル[5]で、幅は2.3メートル[5]。座席数は3000形より1名分減っているが、定員は10名増え73名となっている[5]。最小通路幅も3000形より8センチメートル拡大されている[5]。床面高さは入口部35cm、低床部38cm、通路部48cmといずれも3000形と同じだが[3]、車内傾斜が緩やかになっている[3]。5001号の車両価格は2億3,000万円。
2011年(平成23年)2月15日に5001号が営業運転を開始[6]したのを皮切りに、2012年1月には5002号が、2019年3月には5003号が運用を開始し、2023年現在は3編成が在籍する。なお、5003号は長崎電気軌道初のLED行先表示器を備えた車両である(後に5001号・5002号もLED式行先表示器に交換)。
- 浦上車庫への搬入
- 尾灯(丸型)のほか、ブレーキランプ(横長)が装備されている
- 営業運転開始当初の姿。ヘッドマークが付けられている
- 5002号のラッピング車両
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 長崎電気軌道 公式ウェブサイト