| この項目では、浮世絵師について説明しています。かつて校名が青蘭学院中学校・高等学校だった学校については「青稜中学校・高等学校」を、かつて青森港と室蘭港の間に設けられていた航路については「青蘭航路」をご覧ください。 |
青蘭(せいらん、生没年不詳)とは、江戸時代の浮世絵師。
会津生れで会陽青蘭と号したという。作画期は寛政末頃とされ、作に「青楼美人六花仙 松葉屋内喜瀬川」という大判錦絵1点が知られる。これは鳥文斎栄之作の同じ題の錦絵を模写したものである。
- 吉田暎二編 『浮世絵大成』(第7巻) 東方書院、1931年 ※図版第633図、解説20頁
- 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年 ※121頁