首里駅
首里駅 | |
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駅舎(2020年2月) | |
しゅり Shuri | |
◄14 儀保 (1.0 km) (0.9 km) 石嶺 16► | |
所在地 | 沖縄県那覇市首里汀良町三丁目19 |
駅番号 | 15 |
所属事業者 | 沖縄都市モノレール |
所属路線 | ■沖縄都市モノレール線 (ゆいレール) |
キロ程 | 12.9 km(那覇空港起点) |
駅構造 | 高架駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- | 2,106人/日(降車客含まず) -2022年- |
開業年月日 | 2003年(平成15年)8月10日[1][2] |
首里駅(しゅりえき)は、沖縄県那覇市首里汀良町三丁目にある、沖縄都市モノレール線(ゆいレール)の駅である。駅番号は15。
歴史
[編集]計画当時の仮称は「汀良駅(てらえき)」であった。
年表
[編集]- 2003年(平成15年)8月10日:当駅 - 那覇空港駅間開業と同時に開業[1][2]。
- 2014年(平成26年)10月20日:ICカード「OKICA」の利用が可能となる[3][4]。
- 2019年(令和元年)10月1日:当駅 - てだこ浦西駅間の延伸開業により中間駅となる[5][6][7]。
- 2020年(令和2年)3月10日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[8][9][10]。
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線を有する高架駅である。開業時から2019年8月までは1番線は使用されておらず、2番線のみを使用して那覇空港駅方面に折り返していた[11]。2019年9月には降車専用として1番線の運用を開始した。
2019年10月1日のてだこ浦西駅延伸開業後は、平日の朝ラッシュ時に当駅で折り返す列車が設定され[12]、直接2番線に入線し折り返す。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | ■沖縄都市モノレール線 | 下り | てだこ浦西方面 |
2 | 上り | 那覇空港方面 |
駅設備
[編集]- 売店 - 改札外横にコーヒーショップ(35 COFFEE SHOP)がある[13]。
- コインロッカー - 改札内に設置。
- ATM - 改札内
- 外貨両替機 - 改札内
- 公衆電話 - 改札内に設置。
- 自動販売機(飲料)
- トイレ - 改札内に設置。
- 駐輪場 - 駅北側。
- コンコース(2007年5月)
- ホーム(2007年4月)
利用状況
[編集]2022年度の1日平均乗車人員は2,106人である[14]。
開業後の1日平均乗降人員および乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[15] | 1日平均 乗車人員[16] | 出典 |
---|---|---|---|
2003年(平成15年) | 6,829 | 3,386 | [* 1] |
2004年(平成16年) | 5,788 | 2,981 | [* 2] |
2005年(平成17年) | 6,211 | 3,150 | [* 3] |
2006年(平成18年) | 6,287 | 3,172 | [* 4] |
2007年(平成19年) | 6,410 | 3,191 | [* 5] |
2008年(平成20年) | 6,375 | 3,126 | [* 6] |
2009年(平成21年) | 5,835 | 2,939 | [* 7] |
2010年(平成22年) | 5,814 | 2,933 | [* 8] |
2011年(平成23年) | 5,988 | 3,049 | [* 9] |
2012年(平成24年) | 6,262 | 3,179 | [* 10] |
2013年(平成25年) | 6,386 | 3,214 | [* 11] |
2014年(平成26年) | 6,354 | 3,179 | [* 12] |
2015年(平成27年) | 6,737 | 3,366 | [* 13] |
2016年(平成28年) | 7,091 | 3,542 | [* 14] |
2017年(平成29年) | 7,205 | 3,599 | [* 15] |
2018年(平成30年) | 3,671 | [* 16] | |
2019年(令和元年) | [17]6,715 | 3,316 | |
2020年(令和 | 2年)[18]3,178 | 1,583 | |
2021年(令和 | 3年)1,597 | ||
2022年(令和 | 4年)2,106 |
駅周辺
[編集]駅周辺には学習塾・進学塾が多い。
バス路線
[編集]→詳細は「沖縄本島のバス路線」を参照
首里駅前バス停(徒歩1分)
- 1番・首里牧志線 (那覇バス)
- 7番・首里城下町(久茂地)線 (那覇バス)
- 8番・首里城下町線 (那覇バス)
- 14番・牧志開南循環線 (那覇バス)
- 16番・新川石嶺線 (那覇バス)
- 18番・首里駅線 (沖縄バス) ※南側バス停のみ停車
- 19番・首里駅循環線(那覇バス)※北側バス停のみ停車(片方向運転)
- 94番・首里駅琉大快速線 (那覇バス)
- 346番・那覇西原(鳥堀)線 (那覇バス)
- イオン南風原ショッピングセンター行きシャトルバス ※南側バス停のみ停車
鳥堀バス停(徒歩5分)
- 16番・新川首里駅線 (那覇バス)
- 18番・首里駅線 (沖縄バス) ※片側バス停(那覇バスターミナル行き)のみ停車
- 191番・城間(一日橋)線 (東陽バス)
- 391番・城間(サンエーパルコシティ)線 (東陽バス)
鳥堀一丁目バス停(徒歩5分)
- ※すべて那覇バス運行
- 1番・首里牧志線
- 7番・首里城下町(久茂地)線
- 8番・首里城下町線
- 14番・牧志開南循環線
- 17番・石嶺(開南)線
- 346番・那覇西原(鳥堀)線
その他
[編集]2005年(平成17年)1月には、当駅からコミュニティバス(石嶺・首里城みぐい線)に乗り継ぐと運賃を50円に割引く実証実験が行われた。この割引きはコミュニティバスを路線バス化した7・8番において有効期間内のゆいレールの1日・2日乗車券を提示すると運賃が大人20円引、小人10円引になる制度に変更され、沖縄バスでの運行が終了した2022年(令和4年)3月末で廃止(7・8番の運行自体は那覇バスへ移管され継続)された。
その他
[編集]- 発車メロディ(当駅始発列車のみ)および駅到着時の車内チャイムは、沖縄の童謡「赤田首里殿内(あかたすんどぅんち)」を編曲したものが流れる[19]。かつて発車メロディで流れるものは後半部分が省略された短縮版となっていたが、2019年の浦添延長開業時に車内メロディ・駅メロディともに共通のアレンジに刷新された。
- 改札付近での沖縄方言による案内放送では「すい」と発音される。
映画
[編集]- 『風が通り抜ける道』沖縄県後援、カンヌ国際映画祭2023年 披露上映作品、沖縄国際映画祭2023年 正式出品作品、一般劇場公開2024年(イオンエンターテイメント)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]出典
[編集]- ^ a b “モノレール、けさ開業/渋滞緩和に期待 関係者ら祝賀式典”. 沖縄タイムス (沖縄タイムス社): p. 1. (2003年8月10日). オリジナルの2003年12月10日時点におけるアーカイブ。 2020年6月23日閲覧。
- ^ a b 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 30号 モノレール・新交通システム・鋼索鉄道、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年10月16日、12頁。
- ^ “沖縄初交通系ICカード、先行運用開始”. 沖縄タイムス. (2014年10月20日). オリジナルの2019年7月22日時点におけるアーカイブ。 2021年4月29日閲覧。
- ^ “来月20日から「オキカ」稼働 モノレールのIC乗車券”. 琉球新報. (2014年9月1日). オリジナルの2018年11月1日時点におけるアーカイブ。 2017年12月2日閲覧。
- ^ 『沖縄都市モノレール(ゆいレール)の浦添延長区間の開業予定日について』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2019年5月24日。オリジナルの2020年7月5日時点におけるアーカイブ 。2020年7月5日閲覧。
- ^ “地域の期待乗せ出発 沖縄のモノレール 延長区間4.1キロで開業”. 沖縄タイムス. (2019年10月1日). オリジナルの2019年12月7日時点におけるアーカイブ。 2020年5月26日閲覧。
- ^ “モノレール延長区間が開業 始発に早朝から多くの乗客 ゆいレールの新4駅で駅開き”. 琉球新報. (2019年10月1日). オリジナルの2019年12月18日時点におけるアーカイブ。 2020年5月26日閲覧。
- ^ 『「Suica」サービスを開始します』(PDF)(プレスリリース)沖縄都市モノレール、2020年2月20日。オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ 。2020年3月12日閲覧。
- ^ “Suica、「ゆいレール」での使用始まる 国内外の観光客に便利に”. 沖縄タイムス. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。 2020年3月12日閲覧。
- ^ “ゆいレールでSuicaの利用開始 那覇空港駅で記念セレモニー 「シームレスに乗車できるように」”. 琉球新報. (2020年3月10日). オリジナルの2020年3月10日時点におけるアーカイブ。 2020年3月12日閲覧。
- ^ ただし1番線は延伸開業までの間も使用停止ではなく貸切列車が入線したことがある。2012年9月にwebサイトの「dee okinawa」が貸切列車を使用したイベント例
- ^ “ゆいレール延長区間の開業は10月1日 首里駅折り返し便も”. 琉球新報. (2019年5月23日). オリジナルの2019年5月23日時点におけるアーカイブ。 2019年5月23日閲覧。
- ^ SHOP LIST - 35COFFEE
- ^ “駅別乗客数 年度比較表(2021年3月末日現在 1日当り平均)” (PDF). 沖縄県. 2021年4月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月13日閲覧。
- ^ “駅別乗降客数” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2019年8月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月19日閲覧。
- ^ “駅別乗客数(1日平均)” (PDF). 沖縄都市モノレール. 2020年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年7月29日閲覧。
- ^ “移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和元年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 2. 2020年10月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月5日閲覧。
- ^ “移動等円滑化取組報告書(軌道停留場)(令和2年度)” (PDF). 沖縄都市モノレール. p. 3. 2021年8月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年8月7日閲覧。
- ^ “オンライン美術館 ゆいレールサウンド”. 沖縄都市モノレール. 2012年6月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月23日閲覧。
利用状況
[編集]- 那覇市統計書
- ^ 第44回那覇市統計書(平成16年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第45回那覇市統計書(平成17年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第46回那覇市統計書(平成18年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第47回那覇市統計書(平成19年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第48回那覇市統計書(平成20年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第49回那覇市統計書(平成21年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第50回那覇市統計書(平成22年版) (PDF) - 169ページ
- ^ 第51回那覇市統計書(平成23年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第52回那覇市統計書(平成24年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第53回那覇市統計書(平成25年版) (PDF) - 167ページ
- ^ 第54回那覇市統計書(平成26年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第55回那覇市統計書(平成27年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第56回那覇市統計書(平成28年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第57回那覇市統計書(平成29年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第58回那覇市統計書(平成30年版) (PDF) - 165ページ
- ^ 第59回那覇市統計書(令和元年版) (PDF) - 165ページ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 15 首里駅 | ゆいレール - 沖縄都市モノレール