高橋英二 (俳優)

たかはし えいじ
高橋 英二
生年月日 1940年
没年月日 1970年2月24日
職業 俳優
活動期間 ?- -1970年
所属劇団 浪曼劇場
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高橋英二(たかはし えいじ 1940年 - 1970年2月24日)は日本の俳優。

人物

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若手の実力派として、TBSテレビ東京放送)の『七人の刑事』、日本教育テレビ特別機動捜査隊』、舞台『黒蜥蜴』など数多くの作品に出演し、将来を嘱望された。

1968年、線維肉腫にかかり、医者から余命半年を宣告される。同年9月、右腕の切断手術を受けた[1]。高橋の再起の意思を見た周囲が、高橋を主演とした作品を企画し、日本教育テレビ(NET)に持ち込み、『特別機動捜査隊』のプロデューサーがスポンサーや局の上層部を説得し、第382話「砂に十字架を!」として制作・放送された[1]。その後、1年半にわたる闘病の末、1970年2月24日に30歳で死去した。

高橋の闘病の模様を、当時東京12チャンネル記者・ディレクターだった田原総一朗が長期にわたり取材。高橋の没後、1970年に同局の『ドキュメンタリー青春』で「俺はがんじゃない!!片腕の俳優・高橋英二の1年半」と題して放送された[2][3]

出演作品

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テレビドラマ

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  • 七人の刑事 第216話「仮面の下」(1966年1月31日、TBS)
  • 特別機動捜査隊(NET)
    • 第338話「狂った季節」(1968年4月17日) - 一郎 役
    • 第382話「砂に十字架を……」(1969年2月19日)
  • 三匹の侍 第6シリーズ第6話「地獄を見た」(1968年11月7日、フジテレビ) - 三田 役

舞台

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出典

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