高谷好一
高谷 好一(たかや よしかず、1934年3月18日[1] - 2016年3月12日)は、日本の生態学者。京都大学名誉教授、滋賀県立大学名誉教授。専攻は東南アジア地域研究。
来歴・人物
[編集]滋賀県守山市出身。京都大学理学部を経て、同大学院理学研究科修了。京都大学東南アジア研究センター助手・助教授を経て、1975年より同教授。1995年から2004年まで滋賀県立大学人間文化学部地域文化学科教授。2005年より、聖泉大学総合研究所所長・教授。2013年に瑞宝中綬章受章[2]。
2016年3月12日、滞在先のインド・チャンディーガルのホテルにて81歳で没した[3]。
主な著作
[編集]- 『熱帯デルタの農業発展-メナム・デルタの研究-』(創文社)
- 『東南アジアの自然と土地利用』(勁草書房)
- 『マングローブに生きる-熱帯多雨林の生態史-』(NHKブックス)
- 『コメをどう捉えるのか』(NHKブックス)
- 『新世界秩序を求めて-21世紀への生態史観-』(中公新書)
- 『「世界単位」から世界を見る-地域研究の視座-』(京都大学学術出版会)
- 『多文明世界の構図-超近代の基本的論理を考える-』(中公新書)
- 『地域間研究の試み』(京都大学学術出版会)
- 『地域学の構築』(サンライズ出版)
- 『二人の湖国 日本は滋賀から始まった 』(サンライズ出版)
- 『地域研究から自分学へ』(京都大学学術出版会)
- 『世界単位論』(京都大学学術出版会)
- 『世界単位 日本 列島の文明生態史』(京都大学学術出版会)
脚注
[編集]- ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.325
- ^ 高谷好一名誉教授が瑞宝中綬章を受賞しました。
- ^ 高谷好一氏死去 アジア農業研究者、滞在先のインドで 京都新聞 2016年3月22日