鷲津貞二郎
鷲津 貞二郎(わしづ ていじろう、1883年2月5日[1] - 1927年12月15日[2])は、日本基督教会の牧師である。
1883年(明治16年)、東京小石川に永井久一郎、恒の次男として生まれる。兄の永井壮吉は後の永井荷風である。母方の祖母と母はW・シュピンナー宣教師から受洗した普及福音教会の熱心な信徒であった。
母方の鷲津家の養子になる。東京専門学校(現・早稲田大学)を卒業して、三菱銀行本店に勤務する。1902年(明治35年)に洗礼を受ける。東京神学社で学び植村正久の薫陶を受ける。卒業後に、日本基督教会の牧師の按手礼を受け、1912年(明治45年)に山梨教会に、1914年(大正3年)に水戸教会、富士見町教会、明星教会(小石川明星教会)の牧師を歴任する。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『日本キリスト教歴史大事典』教文館、1988年