鷲見橋

鷲見橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 岐阜県郡上市高鷲町鷲見
座標 北緯35度57分36.21秒 東経136度53分34.00秒 / 北緯35.9600583度 東経136.8927778度 / 35.9600583; 136.8927778
構造諸元
形式 ラーメン橋
全長 436m
11.6m
高さ 118m
最大支間長 135m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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鷲見橋(わしみばし)は、岐阜県郡上市にある東海北陸自動車道道路橋

1997年11月に鹿島建設の施工で着工し[1]1999年11月に竣工[2]1999年11月27日白鳥IC - 荘川IC開通に伴い供用開始。

半径600メートルの曲線橋で橋長は436メートル、中央の橋脚高さ118メートル[3]、橋脚位置での地盤から橋面までが126メートルと[1]、主塔を持たない道路橋としては日本一の高さを持つ[1]

東海北陸自動車道の山岳区間は、構想段階にあった新東名新名神に採用が見込まれる新技術を試す場として設計された事もあり[3]、鷲見橋の建設にあたっては当時最先端の工法であった高強度コンクリート・高強度鉄筋を用いての大口径深礎基礎やラチェット型油圧ジャッキ(マイティークリーパー)を備えた自昇式足場が採用された[3][4]

白鳥IC - 飛騨清見IC間の4車線化拡幅事業に伴い、三井住友建設の施工で2本目の橋に着手、そちらは1本目を上回る橋梁高125mとなり、橋脚高日本一となっている[5][6]。2本目の下り線の橋は2019年3月20日高鷲IC - ひるがの高原SA間の4車線化に伴い、供用開始された[7]

概要

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  • 種別 - コンクリートラーメン橋
  • 構造 - 4径間連続ラーメン箱桁橋[1]
  • 総工費 - 約35億円(開通済み分)
  • 橋長 - 436m
  • 支間割 - 82.3m + 135.0m + 135.0m + 82.3m
  • 有効幅員 - 11.6m
  • 活荷重 - B活荷重
  • 架設 - 片持ち架設工法
  • 竣工 - 1999年11月
  • 施工主体 - 日本道路公団名古屋建設局(現・中日本高速道路名古屋支社)
  • 所在地 - 岐阜県郡上市高鷲町鷲見

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 鷲見橋”. カンチレバー技術研究会 (2009年12月18日). 2013年1月14日閲覧。
  2. ^ 鷲見橋”. 鹿島建設 (2012年7月26日). 2013年1月14日閲覧。
  3. ^ a b c “濃飛貫く東海北陸道全通へ 第2部「軌跡」 -日本一高い橋脚 118メートル、谷にそびえ立つ-”. 岐阜新聞 (岐阜新聞社). (2007年11月8日) 
  4. ^ 建設の機械化1998年6月号 -自走式足場をによる高橋脚の施工 -東海北陸自動車道 鷲見橋 -(一般社団法人日本建設機械施工協会)1998年6月25日 (PDF, 44.33 MiB)
  5. ^ 東海北陸道の白鳥IC〜飛騨清見IC間、4車線化が完成 「橋脚高日本一」も更新”. 乗りものニュース (2019年3月11日). 2019年3月20日閲覧。
  6. ^ “【愛知】中日本高速 東海北陸道4車線化で27橋整備”. 建通新聞(中部) (建通新聞社). (2013年2月8日) 
  7. ^ E41 東海北陸自動車道 白鳥IC〜飛騨清見ICの4車線化工事が完成 高鷲IC〜ひるがの高原SA間が2019年3月20日(水)から4車線でご利用になれます”. 中日本高速道路株式会社 (2019年3月8日). 2019年3月20日閲覧。

外部リンク

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