キム・ファン
キム・ファン(金晃、김황、1960年 - )は、京都生まれの絵本作家、児童文学作家。人と生き物の共生をテーマに創作活動に取り組み、動物を題材にした絵本・児童書を日韓で多数執筆している[1]。日本児童文学者協会会員。
作品
[編集]- 『すばこ』(絵:イ・スンウォン)ほるぷ出版、2016年、ISBN 978-4-593-50582-1
- 『カヤネズミのおかあさん』(絵:福田岩緒、監修:畠佐代子)童心社、2015年、ISBN 978-4-494-09213-0
- 『まねきねこのたま』(絵:野村たかあき)童心社、2015年、ISBN 978-4-494-09199-7
- 『アニマルパスウェイ―人がつくった動物たちの道』(絵:アン・ウンジン)ノンジャン、2015年(未邦訳)
- 『きせきの海をうめたてないで!』童心社、2014年、ISBN 978-4-494-02039-3
- 『きみの町にコウノトリがやってくる』くもん出版、2012年、ISBN 978-4-7743-2046-5
- 『紙芝居 とんだとんだ! コウノトリ』(絵: 後藤範行)童心社、2011年、ISBN 978-4-494-07986-5
- 『サクラ -日本から韓国へ渡ったゾウたちの物語-』学習研究社、2007年、ISBN 978-4-05-202526-6
- 『くちばしのおれたコウノトリ』(絵:あらたひとむ)素人社、2003年、ISBN 978-4-88170-307-6
- 『のんたとスナメリの海』(絵:藤井広野)素人社、2002年、ISBN 978-4-88170-305-2
- 『ジュゴンのなみだ』(絵:あらたひとむ)素人社、2001年、ISBN 978-4-88170-303-8
- 『ニジクジラは海の虹』(絵:あらたひとむ)遊タイム出版、2000年、ISBN 978-4-946496-98-1
- 『赤い手袋をしたカマキリ』(『創作童話優秀作品集 : 「第13回国民文化祭・おおいた'98」記念』所収)つのむれ文庫運営委員会、1998年
受賞歴
[編集]- 『カヤネズミのおかあさん』文部科学省特別選定[2](2015年)、第54回高橋五山賞[3](2016年)
- 『アニマルパスウェイ―人がつくった動物たちの道』第56回韓国出版文化賞に選定(2015年)[1][4]
- 『すばこ』第4回CJ絵本賞に選定(韓国、2011年)[5]
- 『サクラ 日本から韓国へと渡ったゾウたちの物語』第1回子どものための感動ノンフィクション大賞最優秀作品賞(2006年)[6]
- 『赤い手袋をしたカマキリ』つのむれ文庫創作童話賞優秀賞(1998年)
脚注
[編集]- ^ a b 「BOOK」データベースより
- ^ 文部科学省 映像作品等選定一覧(平成27年7月)映画・その他の映像作品・紙芝居
- ^ 毎日新聞2016年7月11日大阪朝刊『高橋五山賞 キム・ファンさん脚本の紙芝居「日韓交流のきっかけに」』
- ^ 韓国日報2015年12月25日
- ^ <寄稿>世界へ羽ばたく韓国絵本…キム・ファン
- ^ 民団新聞2007年4月25日『韓日の狭間で生き抜く「サクラ」』