シトラスリボン
シトラスリボン(Citrus Ribbon)とは、新型コロナウイルス感染症の患者やその家族、医療従事者、またエッセンシャルワーカーや外国人などへの、新型コロナウイルス感染症に関する差別や偏見の防止を目的とする「シトラスリボンプロジェクト」のシンボルである[1]。コロナ禍の2020年(令和2年)4月に愛媛県の有志で構成されるグループ「ちょびっと19+」によって考案され[2]、特産の柑橘類をモチーフとした緑色と「地域・家庭・職場(学校)」を示す「三つの輪」を特徴とする[1]。緑色のリボンや紐、または水引などを用いて飾り結びや総角結びなどの結び方によって作ることができ、結び方はYouTubeでも公開され[3]、小中学校でも製作が呼び掛けられているほか[4][5][6][7]、ピンバッチやポスター[8][9][10]、トラックのラッピングなどを通して全国的な啓発、普及活動が行われている[11][12]。
脚注
[編集]- ^ a b “シトラスリボンプロジェクト from ehime ただいま、おかえりって言いあえるまちに みんなで広げよう、シトラスリボンプロジェクト。”. ちょびっと19+ (2020年6月17日). 2021年1月29日閲覧。
- ^ 『新型コロナウイルス感染者や医療従事者への差別をなくそう―シトラスリボンプロジェクト―』(プレスリリース)学校法人 松山大学、2020年6月2日 。2021年1月29日閲覧。
- ^ TUG-PRODUCT. “シトラスリボンプロジェクト”. YouTube. Google LLC. 2020年4月20日閲覧。
- ^ “新型コロナ 差別や偏見なくす「シトラスリボン」 千葉 船橋”. NHKニュース (日本放送協会). (2021年1月5日) 2021年1月29日閲覧。
- ^ “コロナ感染者らに寄り添う 木花中が「シトラスリボン」活動”. デジタル夕刊 プレみや/宮崎日日新聞 (株式会社 宮崎日日新聞社). (2021年1月20日) 2021年1月29日閲覧。
- ^ “シトラスリボン作って投稿を 児童にひも配布”. 長野日報 Nagano Nippo Web (株式会社 長野日報社). (2021年1月26日) 2021年1月29日閲覧。
- ^ “シトラスリボンで訴え 差別や偏見ないまちに 佐野・道の駅にフラッグ掲示”. 下野新聞 (株式会社 下野新聞社). (2021年1月27日) 2021年1月29日閲覧。
- ^ 『みんなで広げよう!シトラスリボンプロジェクト』(プレスリリース)長野県、2020年12月14日 。2021年1月29日閲覧。
- ^ 『シトラスリボンプロジェクトを広げよう!』(プレスリリース)古賀市人権センター 人権教育・啓発係 。2021年1月29日閲覧。
- ^ 『みんなで広げよう!シトラスリボンプロジェクト』(プレスリリース)浜松市、2020年12月25日 。2021年1月29日閲覧。
- ^ “シトラスリボンプロジェクト”. 宮崎日日新聞 Miyanichi e-press (株式会社 宮崎日日新聞社): p. 歩廊. (2020年8月23日) 2021年1月29日閲覧。
- ^ “トラック運転手激励のポスター”. 宮崎日日新聞 Miyanichi e-press (株式会社 宮崎日日新聞社): p. 歩廊. (2021年1月28日) 2021年1月29日閲覧。