出田町
出田町 | |
---|---|
町丁 | |
北緯35度28分40秒 東経139度38分55秒 / 北緯35.477825度 東経139.648575度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 神奈川 |
市町村 | 横浜市 |
行政区 | 神奈川区 |
人口情報(2024年(令和6年)6月30日現在[1]) | |
人口 | 0 人 |
世帯数 | 0 世帯 |
面積([2]) | |
0.161 km² | |
人口密度 | 0 人/km² |
設置日 | 1927年(昭和2年)8月30日 |
郵便番号 | 221-0032[3] |
市外局番 | 045(横浜MA)[4] |
ナンバープレート | 横浜 |
ウィキポータル 日本の町・字 ウィキポータル 神奈川県 ウィキプロジェクト 日本の町・字 |
出田町(いずたちょう)は、横浜市神奈川区の町名。住居表示は未実施[2]。
出田町の読み方
[編集]後節で述べる埠頭の名称としては出田町埠頭(でたまちふとう)であり、住所の出田町(いずたちょう)と読み方が異なる[5]。このため、タクシーやトラックなどの運輸従事者を中心に住所も「でたまち」「でだまち」と読まれることが多い。
地理
[編集]神奈川区臨海部の港湾地区に位置し、千若町に隣接する。面積は0.161km²で、住民はいない[1]。
用途地域としては全域が商業地域に指定されている[6]。
沿革
[編集]- 1921年(大正10年)2月4日、横浜鉄工所が千若町3丁目地先の埋立免許を取得。
- 1923年4月に着工、1927年(昭和2年)8月22日に竣工した。同8月30日、横浜鉄工所の専務取締役出田孝之の姓から、出田町と命名された[7]。
- 1952年に出田町埠頭の建設工事着工。
- 1952年 電気通信省(のちの日本電信電話公社、NTT)施設局が出田町地先埋立を竣工。横浜海底線工事事務所の用地とし、海底ケーブル敷設・保守用の船舶(釣島丸など)を係船。
- 1954年に2バースが完成、1958年〜1963年にかけ、新たに2バースを建設した。
事業所
[編集]2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[8]。
町丁 | 事業所数 | 従業員数 |
---|---|---|
出田町 | 24事業所 | 306人 |
事業者数の変遷
[編集]経済センサスによる事業所数の推移。
年 | 事業者数 |
---|---|
2016年(平成28年)[9] | 20 |
2021年(令和3年)[8] | 24 |
従業員数の変遷
[編集]経済センサスによる従業員数の推移。
年 | 従業員数 |
---|---|
2016年(平成28年)[9] | 383 |
2021年(令和3年)[8] | 306 |
出田町埠頭
[編集]A・B(各延長135m)・C・D(各延長123m)の4つのバースおよび2か所の物揚場を持つ。当初は石炭の取り扱いが主であった[10]が、現在は内航での砂・砂利の移入および日本国外からのバナナを中心とする青果物の輸入が主で、バナナ埠頭の愛称を持つ[11][12]。2002年の取扱量は、砂・砂利の移入1306千トン、農水産品の輸入456千トン、鉄鋼の移入58千トン、石油類の移入1千トン、計1821千トンであった[13]。 ケイヒンや上組、デルモンテが青果物の倉庫を持ち、保管や燻蒸などの加工を行うほか、三菱鉛筆や日本郵便輸送も物流センターを置く。海底ケーブルの敷設を行うNTTワールドエンジニアリングマリンも出田町に本社および専用岸壁を設けている。
その他
[編集]日本郵便
[編集]警察
[編集]町内の警察の管轄区域は以下の通りである[15]。
番・番地等 | 警察署 | 交番・駐在所 |
---|---|---|
全域 | 神奈川警察署 | 神奈川通交番 |
参考資料
[編集]- “横浜市町区域要覧” (PDF). 横浜市市民局 (2016年6月). 2022年9月6日閲覧。
- 『県別マップル 神奈川県広域・詳細道路地図』2006年4刷 昭文社 ISBN 9784398626998
- ちず丸(昭文社)
- 運輸省第二港湾建設局京浜港湾工事事務所、2000、『京浜港直轄施工100周年記念誌 港のあゆみ』
- 横浜市、2006、『横浜港港湾計画資料(その1)-改訂-』
脚注
[編集]- ^ a b “令和6(2024)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和6年6月” (xlsx). 横浜市 (2024年7月5日). 2024年7月7日閲覧。 “(ファイル元のページ)”(CC-BY-4.0)
- ^ a b 横浜市町区域要覧、1 - 6頁
- ^ a b “出田町の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
- ^ “出田町ふ頭、住所は「いずた」なのに、なぜ「でたまちふとう」?”. はまれぽ.com. (2011年11月7日)
- ^ “横浜市行政地図情報提供システム”. 横浜市. 2023年3月12日閲覧。
- ^ 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
- ^ a b c “経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
- ^ a b “経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
- ^ 『港のあゆみ』p25
- ^ 出田町ふ頭(横浜市港湾局)
- ^ 出田町ふ頭(横浜港埠頭株式会社)
- ^ 『横浜港港湾計画資料』p41,p47(専用岸壁分除く)
- ^ “郵便番号簿PDF(2023年度版) 表紙等付属資料” (PDF). 日本郵便. 2024年5月3日閲覧。 “郵便番号データダウンロード 郵便番号簿PDF(2023年度版)”
- ^ “交番案内/神奈川警察署/神奈川県警察”. 神奈川県警察. 2024年6月3日閲覧。