子安増生
子安 増生(こやす ますお、1950年11月16日[1] - )は、日本の教育心理学者。京都大学名誉教授。甲南大学文学部特任教授。専門は教育認知心理学。特に心の理論、メタファー理解などの発達心理学的研究。
日本心理学諸学会連合理事長。博士(教育学)。
来歴
[編集]京都市出身[1]。高槻高等学校を経て1973年京都大学教育学部卒業。1977年に京都大学大学院教育学研究科博士課程を中退。同年から1988年まで愛知教育大学助手・助教授を務めた後、京都大学教育学部助教授に就任。1998年より教授。2016年4月から京都大学名誉教授。
著書
[編集]単著
[編集]- 『生涯発達心理学のすすめ――人生の四季を考える』(有斐閣、1996年)
- 『子どもが心を理解するとき』(金子書房、1997年)
- 『幼児期の他者理解の発達 ―― 心のモジュール説による心理学的検討』(京都大学学術出版、1999年)
- 『心の理論 ―― 心を読む心の科学』(岩波書店、2000年)
共編著
[編集]- 『幼児が「心」に出会うとき――発達心理学から見た縦割り保育』(有斐閣、2000年)
- 『認知発達とその支援』(ミネルヴァ書房、2002年)
- 『 「できる」子どもに育てよう!親しかできない、子どもを賢くする方法』(小学館、2002年)
- 『芸術心理学の新しいかたち』(誠信書房、2005年)
- 『よくわかる認知発達とその支援』(ミネルヴァ書房 、2005年)
- 『経済心理学のすすめ』(有斐閣、2007年)