常曻正
常曻 正(つねのぼり ただし、1905年3月30日[1] - 没年不詳)は、岡山県岡山市出身[1]で出羽海部屋に所属していた昭和年間の元大相撲力士。本名は門野 正[1]。身長174cm、体重102kg。最高位は十両筆頭[1]。
来歴
[編集]1923年1月に番付に付き[2]、1928年1月場所に十両に昇進した。しかし、1932年1月、最高位の十両筆頭に上がったところで春秋園事件により脱退し[2]、そのまま復帰しなかった。
幕下から十両にかけて、双葉山定次と2勝2敗の五分の対戦成績を残している。
主な成績
[編集]- 十両成績:64勝58敗1分9休
- 十両在位:12場所
改名歴
[編集]- 常曻 忠
- 常曻 正
- 常曻 正志
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 小池謙二『大相撲星取大鑑』昭和編第1巻、医聖社、1986年
- 昭和の大相撲刊行委員会/編『昭和の大相撲 資料編』TBSブリタニカ、1989年